yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

河津駅に着いたら(プチ旅行①ー③/⑤)

「踊り子」なので熱海駅伊東駅で乗り

換えることもなく、車窓から見える海の

表情の変化や町並み、温泉の湧く場所

から出るもうもうとした湯気を眺めなが

ら、思ったよりも速い感じで電車が進み

ます。

 

そんな中、伊豆高原駅を過ぎて伊豆稲取

駅の手前で車内放送が入り「まもなく右

手にすさのお神社の雛段飾りが見られま

す」とのこと。

 

電車が速度を落とします。

車内のお客さんの視線は右側の窓に向き

ますが、「?」という感じでよく分かり

ませんでした。

電車の速度が上がったので、通り過ぎた

みたいでした。

何も見えなかった。残念。

 

 

そして河津駅に到着。

ここで切符の謎が解けました。

f:id:yururi-furu:20210622010548j:plain

 

 改札の駅員さんに確認すると、フリー乗

車券の(ゆき)は伊東駅より先(南側)

の駅で、最初に降りた駅までが有効の切

符でした。

つまり(かえり)の切符は、1日目の最

初に降りた駅から翌日の最後まで使える

切符になります。

 

JRは出発地(東京・横浜・小田原)から

伊東までの往復乗車券として。

伊東から伊豆の南側、伊豆急行線の普通

列車の普通自由席や、東海バスの指定路

線が乗り降り自由な乗車券です。

そう、フリーエリアは伊東より南側だけ

なんです。

 

2枚目の(かえり)が、フリー切符の

イメージに近いかも。

こういう切符は使いなれていないと分か

りにくいかもしれません。

 

 

河津の駅を出るとすぐ前に「伊豆の踊

子」主人公二人の像があり、マスクを

かけられています。

今だから、ですね。

f:id:yururi-furu:20210622010527j:plain

 

 信号のある横断歩道を渡ると、少し高く

なっている線路の下に桜と菜の花。

 

コントラストがよい。

 

だけど人、人、人。

みんなカメラを持って待ち構えている。

 

あ~そうだ。

リニューアル前の「踊り子」185系

河津桜と菜の花の最後の絵が撮れる

んです。

 これは撮りたくなるな~。

 

自分でも撮影しようと思いましたが、

誰かが「次の電車が来るまであと15

分」と言っていたのを聞いて、とり

あえずやめておきました。

 

河津の滞在予定時間は約2時間30

分です。

桜の並木や土産物店、河津桜の原木、

来宮神社にも行きたいので、そちら

を優先することにし、歩きだします。

 

気になった土産店を横目に川沿いの

歩道へ。

 

すると満開の桜。桜。桜。

f:id:yururi-furu:20210622014659j:plain

 

特徴的な淡紅色の花が、いくつかの

かたまりのようになって枝について

います。

 

思った以上の華やかさで、この辺り

にも咲いていた菜の花がいっそう

桜を引き立たせると、目が奪われて

動けなくなるほどのきれいさです。

 

来てよかった。

 

そんな桜に感動すら覚えている時に

通りすぎる観光客の胸のシールに

気がつきました。

 

なんだろう?