yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

営業の基本を考える(フルコミ営業として生きる①)

その営業所の所長は、営業マンが一人ひ

とり生きていくためのことを、きちんと

考えていました。

ただし、それを実行しない営業マンは切

り捨てる。

自分が幸せになる努力をしない奴は、家

族や会社を幸せにすることができない、

という考え方です。

 

そのために、営業マンに数字を求める。

営業数字を達成するために先の先まで

考える習慣をつけさせる。

他の不動産会社の営業マンが考えつか

ないことまで。

 

 

だいたいの営業マンは、ちゃんと考えて

いるよと反発します。

でも、3年先の営業数字や5年後の自分

を考えて今日を終わらせたのか、という

ことを説いているのです。

それには誰も返答できませんでした。

 

所長は、営業マンが一人も返答できなか

った3年後の営業数字を考えて行動して

いました。

もちろん自分の5年後、10年後まで。

 

ただ、ここに銀行系の不動産会社ではと

いう特徴があります。

 

それはいずれ記載する「個社検((こし

ゃけん)(面白いので必見!))」でも

出てきますが、お客さんの家族構成や

資産状況までを考えて、不動産をもとに

した長期の資産形成を含めた提案等を

していくことです。

 

 

あまり気にしてないと思いますが、なぜ

信託銀行に口座を持つ人がいるのでしょ

うか。

それは信託銀行が、小回りがきくことで

す。そして都市銀行よりも小額な金融資

産でも動いてくれるプライベートバンカ

ーの存在。

また、不動産を取り扱えることもあると

思います。

 

小回りがきくことの最たるものが、財務

相談員です。

お客さんのところを定期的に往訪して、

金融に関する様々な相談を受ける。

その場で答えることもあれば、銀行に持

ち帰ってからより良い提案を考えてきた

り、ともすれば上席の銀行員と再度訪問

し、手厚いサポートを行ったりします。

 

僕も信託銀行に席があり、不動産の案件

があるときは、銀行員や財務相談員に同

行したり、ときには信託銀行の支店長と

運転手付きの支店長車で出かけることも

ありました。

 

新規のお客さんは、信託銀行や関連会社

の人が多いのですが、昔から口座を持っ

ている人はずっと銀行を変えない。

それはその小回りのきく便利さと、70

代以上のお客さんは、預けたお金が倍以

上になったという良い時代にお世話にな

っているからです。

 

心から信頼しています。

そして信託銀行は、それに応える努力を

惜しまないからです。

 

財務相談員のその動きは、思った以上の

ものでした。

 

それは・・・・・。