yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

こんなに違います(ここだけFP2級試験ちょっとポイント⑤/⑧)

(出題数の違い(計算式・解答も1問と

カウント))

FP協会は、事例形式10(問題40問、

回答欄数70)。

金財は、事例形式5(問題15問、回答

欄数43)。

 

FP協会はランダムに問題が設定されてい

ますが、金財は先程の順に問題が設定さ

れているのと、分野毎に設問が分かれて

いるので把握しやすいようです。また、

金財の事例形式5(問題15問)は、

(6分野のうちリスク管理を除く5分野

のため)分野別事例形式1(×問題3問)

ということです。

 

分かりにくかったら、両団体とも過去問

を公開しているので、アクセスしてみて

ください。

 

同じ試験ですが、ここが大きなポイントです。

 

 

(合格率の違い)

難易度はほぼ同じですが、合格率はかな

り違います。

 

ここ10年の合格率は、

FP協会  学科 30~40%   

     実技 50~60%

 

金財     学科 15~25%   

     実技 20~60%

 

 

これだけ見ると、金財の方が難しいよう

な感じを受けますが、同じ内容である学

科試験の合格率に2倍近い差があります

から、実技試験も合格率を2倍すると、

実際はそんなに変わらないのではないか

と考えられます。

 

むしろFP協会の受験者がよく勉強してい

るから、といえると思います。

 

なぜFP協会の受験者の方がよく勉強して

いるのでしょうか。

 

それはおそらく、次のようなことです。

 

FP協会は各資格学校と連携するケースが

多く、そこで勉強する学習量の多い受験

者は、資格学校が勧めるFP協会で受験し

ていると推測されること。

(資格学校は、より収益が見込みやすい

AFPとセットで行うケースが多いため、

FP協会を勧める傾向がある。また各出版

社のテキストも同様であり、自発的な受

験者は自ずとFP協会を選択することにな

る。またそれにならうように、たくさん

のサイトでもFP協会の試験を中心に対策

を書いている)

 

FP協会はFP専門の団体のため、この資格

に特化した受験者が多い。

 

それに対し金財は、もともと金融業務試

験全般を取り扱っている。

FPはその中のひとつであり、金融・保険

・証券関係の受験者が多い。

彼らは、会社から資格を取得するように

言われ、企業研修の中だけでしか勉強し

なかったり、受験者の試験に対する意識

にばらつきがあると推測される。 

 

それを表しているのかもしれませんが、

FP協会と金財の2級受験者数は金財のほ

うが多く、2~3倍の差があります。

 

金財の受験者数が多いのは、実技試験の

種類が多く受験しやすいというのもある

かもしれません。

 

それでは、この試験ではどっちを選べば

良いのでしょうか。

 

 

その答えは次にあります。