yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

不動産営業での本当の稼ぎ(フルコミ営業の目標の持ち方①/㉚)

フルコミの営業会社では、

「不動産のコミッション営業だったら、

給料は月100万円を取らないと、ダメ

だ。やっている意味がない」と言う上司

や古参の営業マンが、必ずまわりにい

ます。

 

実は今に始まった訳ではなく、30年前

も40年前もいました。

そしてこの先も、ずっといるはずです。

 

その人たちも先輩の営業マンから言われ

ていたんだと思います。

 

でも意味の無い、感覚やイメージだけの

言葉です。

「100万円取る」はキリが良くて、言

いやすいだけです。

 

また、不動産営業でこんなに稼いだ、と

いう話もよく聞きますが、かなり割り引

いて聞いてください。

だいたい人間は、結果が良かったときに

しか話にきません。

ちょっと自慢したくなるだけです。

 

しかし普段の営業数字が上がらなかった

ときや低い成績のときには、そういう話

をしません。

いい時しか話に来ない。

 

聞かされるほうは、フルコミ営業マンは

いつも景気が良さそうに思えてしまう。

 

でも実は、久しぶりにまとまったお金が

入ったために、気持ちが緩んで派手に

使っているだけです。

そのときだけなんです。

 

そう、これは単なる勘違いです。

 

 

僕の知っている不動産営業で「稼いだ」

話で確実なもの、本当にこの目で見た

ものは、次の三つだけです。

 

一つ目は、都市銀行系不動産会社の本

店にいたときのことです。

当時のトップ営業マンのボーナスは、

夏が 1400万円     

冬が 1000万円    

彼は、本店営業1部の40代の部長

代理。

固定給は 40万円

年収は 2880万円

数年間、こんな成績でした。

固定給が低いのは、歩合給があるからで

す。

 

銀行系の会社なので、サラリーマン

です。

でもこの収入です。

 

二つ目は、同じく都市銀行系不動産会社

の営業所の所長です。

新しく出した営業店だったため、店の売

上目標数字が低めに抑えられていまし

た。

しかしご祝儀的に、親会社の信託銀行か

ら法人関係の売買契約をもらいました。

(信託銀行の不動産部は、子会社である

僕たちの会社への、売り上げ数字のノル

マがあります。ノルマの達成が難しそう

なときは、いきなり売買契約をくれるこ

ともあります)

 

個人の成績ではなく営業所に成績がつき

ました。

そのために営業所長に数字がつき、所長

の夏のボーナスが 1600万円 にな

ってしまいました。

 

拾ったようなものです。

あるいは、買ってなかった宝くじが当た

った感じです。

ただただ羨ましい。

 

これは、僕と同じボーナスの受け取り確

認書にハンコを押しているので、直接見

ています。

 

そして三つ目は、仲の良かった他社の営

業マンA君の話です。

 

 

これが一番すごかった・・・・・。