yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

社長さんたちの言葉(フルコミ営業の目標の持ち方⑭/㉚)

答えは、会社に所属したまま個人事務所

をつくる、でした。

 

今のイメージだと、芸能人が前の事務所

と良い関係を持ちながら独立して自分の

事務所を持つ、という感じが近いような

気がします。

 

もちろん僕の場合は会社には内緒です。

 

憲法には「労働の自由」があるのです

が、現実にはスムーズにいかないことの

方が多いんです。

何かを始めようとすると、邪魔される。

最高裁判例がいくつもありながら。

 

でも、何の事務所にするか。

どこに設置するのか。

 

このとき僕は、日本橋の本店営業部にい

たのですが、それが幸いでした。

 

この年に、登記法や会社法の大きな改正

がありました。

それにより、即座に新しいアイディアを

持って営業し始めた会社がいくつも出て

きました。

ビルの賃貸業です。

 

そのひとつが、オフィスの多様化。

小規模オフィス。プライベートオフィ

ス。シェアオフィス。

更にバーチャルオフィスまで。

 

そのほとんどが、やはり東京でした。

こういったものの対応は、東京にいない

とすぐには出来ません。

アイディアも、それに呼応するマーケッ

トも、地方ではなかなか出来ないん

です。

それは、横浜でさえです。

 

業種は不動産関係にする予定でしたが、

会社にバレたときに同業種だと言い訳が

きかない。

これは、判例でもそういったものがあり

ます。

 

しかし、不動産情報を取らなければ意味

が無い。

 

調べに調べた結果、ファイナンシャルプ

ランナー事務所にすることにしました。

 

これには次の大きな意味があります。

事務所開業の簡単さ。

 

ファイナンシャルプランナー事務所やコ

ンサルタント事務所は、開設するのにな

んの許可もいらない。

 

開設するための初期費用、つまりお金が

かからない。

開業しやすいですし、万が一失敗しても

経済的に失うものが小さい。

 

また、これは銀行系不動産会社の本店営

業部時代の、富裕層担当(以前も書いた

10億円以上の金融資産を持っているお

客さん)をしていたときに、いろんな会

社の社長さんたいに教えてもらったので

すが、

 

「もしあなたが企業するとしたら、知識

や提案力を売るほうがいい。何かを仕入

れて売るのはハイリスクハイリターンだ

し、その年齢と経験だったらコンサル力

が一番活かせるはずだから」

 

「そして少人数でできる仕事、できれば

一人でできる仕事のほうが、おそらくそ

の個性と個人力が発揮できる」

 

「個人でできる仕事であれば、ニッチな

業務をみつけられるはず。ニッチな仕事

であれば、レッドオーシャン(競争の激

しい)でなく、ブルーオーシャン(競争

が激しくない)で勝負しやすくなるはず

だから」

 

何人もの社長さんから、まったく同じこ

とを言われる。

特に独立したいと話している訳でもない

のにです。

 

なにか僕に感じるものを持ってもらって

いるのではないか。

 

 

それじゃあ、やるしかない!