yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

競売、DMと訪問の嵐(競売の真実④/⑩)

それらの4つの選択を行うことで、一定

数の方は競売まで進みません。

そのときによって違いますが、競売を取

り下げるのは、だいたい20~40%ぐ

らいだと思われます。

 

ただし、家を売らずにすむのは①と②

だけです。

競売にならないということと、家を売ら

なくてすむということは同じことではあ

りません。

 

最大のポイントは、この4つの選択を

一緒に助言できるアドバイザーがいない

ことです。

 

それぞれの専門家(不動産業者さん・弁

護士さん)は、自分の得意分野を中心に

話すことが多くて、そのために現実には

選択肢が限られてしまうことのほうが、

多いのです。

 

またこれらのことを知らずに、競売まで

進んでしまう方がたくさんいます。

 

そして注意したいのは、裁判所から最初

に告知される「配当終期の広告」(これ

から競売になるので、他に債権を持って

いる方はいないですか、という告知)か

ら、平均約5~6ヶ月で競売の入札にな

ることが多く、残された時間が少ない

(①~④とも一定の期間がかかります)

ということです。

 

「配当終期の広告」が届くとその日か

ら、不動産業者さんや司法書士さん、

行政書士さん等から、「無料相談」の

ダイレクトメールが来はじめます。

 

また一部の不動産会社は、いきなり訪問

してきます。

子供しかいなくても、「親に大事な話が

ある」と言って、名刺や手紙を置いてい

きます。

 

ある不動産会社の営業マンは、何も知ら

ない子供に対して、

「もうこのお家とバイバイだね。それが

嫌だったら必ず連絡して」と、半ば脅す

ようなことを言ったそうです。

 

非常に、腹立たしい。

 

断っても断っても訪問してくる業者もい

ます。

固定電話の番号とFAX番号が同じであ

れば、いきなりFAXをしてくる業者な

んかもいます。

 

なぜなら彼らは、あなたはもう破綻する

可能性が高いのだからと高をくくって、

債務整理やあなたの家を売ることによっ

て利益を得ようと、追い込むために手ぐ

すねを引いているんです。

 

 

競売になるような人は、その前の知識や

知恵がなく、追い込みやすい人間だと考

えているんです。