yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

競売、対応フロー「完結編」(競売の真実⑨/⑩)

最後に、もう一度なにをどうするか再確

認してみましょう。

 

これは、財団法人 住宅金融普及協会の

住宅ローンアドバイザーとしてのアドバ

イスです。

住宅ローンアドバイザーとして、お客さ

んの住宅ローンの返済が厳しくなったと

きに取りえる方法は何かを、説明できる

ようにしなければならないからです。

(*住宅ローンアドバイザーとして学ん

だことを記載しています)

 

 

住宅ローンは、長期にわたって返済する

ローンです。

返済中は家族の病気や介護、または、自

身の病気、失業、会社の倒産、リストラ

など予想できないことも起こります。

 

そのため次の準備が必要です。

①ゆとりをもって返済できる金額にする

②6ヶ月程度分の生活予備費を準備して

 おく

医療保険や所得補償保険で万一に備え

 ておく

④無理をしてまで繰り上げ返済をするな

 ど、頑張りすぎない

 

 

それでも返済が厳しくなってしまうこと

があります。

その場合は、とにかく早め早めに対策を

していくことが大切です。

 

実際の対策としては、次の通りです。

①返済額を抑えるために、住宅ローンを

 借り換える

②返済期間を延長して、返済額を少なく

 する

 

ある銀行では、人生のイベントや予期せ

ぬ理由での出費や収入減のときは、返済

開始から2年経っていれば、数年間に限

って元本の返済を大幅に減額できるサー

ビスもあります。

 

 

また、フラット35・機構融資では、返

済方法の変更メニューがあります。

 

Aタイプ

・返済期間の延長などによって、毎月の

 返済額を抑えるタイプです。

(条件)

 1.倒産など勤務先の事情によって、

  返済が困難になっていること

 2.年収が、機構への年間総返済額の

  4倍以下、または規定の条件になっ

  ていること(*機構のHP参照)

 3.返済方法の変更により、今後の返

  済を継続できること

 

Bタイプ

・一度遅れた返済分を、今後の返済分に

  加えていくタイプです。

 

Cタイプ

・一定期間、返済額を減額できるタイプ

  です。

 (*注意 : 減額期間が終了した後の返

 済額は増額します。また、総返済額も

 増額することになります)

 

Dタイプ

・ボーナス返済を変更するタイプです。

 1.ボーナス返済月を変更する

 2.毎月返済額とボーナス返済額の内

  訳を変更する

 3.ボーナス返済を取りやめる

 

 

これが、ローン返済で取れる対策のすべ

てです。