yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

理由はオホーツク((北海道②/⑦)自転車100kmライドって何?⑩)

 

その日は風もなく順調に進みました。

もう一度行きたかった「白老」のアイヌ

民族博物館にも寄って。

 

実はこのとき、左ももを怪我していまし

た。体育の授業で転倒して打撲。

まだ腫れて痛い。

それでも楽しさが先に立って、午後4時

ごろには襟裳岬に着いてしまっまった。

今日はちゃんと宿泊します。襟裳岬ユー

スホステル。

北海道3大バカユースと言われた、楽し

いユースです。

あまりお金を持っていないのに泊まれた

のは、当時は安かったから。

ユースは、1泊2食 1450円でした。

(シーツ代 100円は別)

 

しかも次の日、サイクリストにだけには

特大のおにぎりをくれる。

これが目的でもあったんですが、赤ちゃ

んの頭ぐらいの大きさです。とても1回

じゃ食べきれない。

 

ここから先は、細かく書いても長いだけ

なので、走行コースを中心に書きます。

 

(3日目)襟裳岬幸福駅帯広市~豊

頃町の橋の下で野宿

 

(4日目)豊頃町釧路市~阿寒湖~弟

子屈町(知人宅に宿泊)

 

(5日目)弟子屈町摩周湖弟子屈町

(知人宅に宿泊)

この知人と言うのは、青森の通学電車で

友達に北海道の自転車ツーリングを話し

ていたとき、向かいに座っていた北海道

に帰省中の大学生が、たまたまサイクリ

ストだったために、泊まっていけと誘っ

てくれたからです。

本当に偶然。

 

(6日目)弟子屈町屈斜路湖~美幌峠

網走市能取湖サロマ湖(ソロキャ

ンプ)

サロマ湖は、オホーツク海に面した湖で

す。一部が海水と淡水の入り混じってい

汽水湖。そこのキャンプ場で、持って

きたテントを張って、ソロキャンプ。

 

この日サロマ湖に着いたのが、夜の7時

過ぎだったため、波の音が遠くに聞こえ

るだけで、オホーツク海はちゃんと見え

ていません。

 

特にオホーツク海に、何か思い出とかが

ある訳ではないんですが、何かその響き

が特別なものに感じられて、どうしても

ゆっくり触れてみたかった。

そして次の日、7日目も朝早く5時ごろ

に出発。

この日も長い距離を走るためです。

 

 

走り始めて、すぐに分かった。

僕の今回のツーリングは、ここを走るた

めに来た。

サロマ湖から宗谷岬までを走るために。

自転車の理由は、オホーツク海でした。