その日は風もなく順調に進みました。
もう一度行きたかった「白老」のアイヌ
民族博物館にも寄って。
実はこのとき、左ももを怪我していまし
た。体育の授業で転倒して打撲。
まだ腫れて痛い。
それでも楽しさが先に立って、午後4時
ごろには襟裳岬に着いてしまっまった。
今日はちゃんと宿泊します。襟裳岬ユー
スホステル。
北海道3大バカユースと言われた、楽し
いユースです。
あまりお金を持っていないのに泊まれた
のは、当時は安かったから。
ユースは、1泊2食 1450円でした。
(シーツ代 100円は別)
しかも次の日、サイクリストにだけには
特大のおにぎりをくれる。
これが目的でもあったんですが、赤ちゃ
んの頭ぐらいの大きさです。とても1回
じゃ食べきれない。
ここから先は、細かく書いても長いだけ
なので、走行コースを中心に書きます。
頃町の橋の下で野宿
子屈町(知人宅に宿泊)
(知人宅に宿泊)
この知人と言うのは、青森の通学電車で
友達に北海道の自転車ツーリングを話し
ていたとき、向かいに座っていた北海道
に帰省中の大学生が、たまたまサイクリ
ストだったために、泊まっていけと誘っ
てくれたからです。
本当に偶然。
ンプ)
す。一部が海水と淡水の入り混じってい
る汽水湖。そこのキャンプ場で、持って
きたテントを張って、ソロキャンプ。
この日サロマ湖に着いたのが、夜の7時
過ぎだったため、波の音が遠くに聞こえ
るだけで、オホーツク海はちゃんと見え
ていません。
特にオホーツク海に、何か思い出とかが
ある訳ではないんですが、何かその響き
が特別なものに感じられて、どうしても
ゆっくり触れてみたかった。
そして次の日、7日目も朝早く5時ごろ
に出発。
この日も長い距離を走るためです。
走り始めて、すぐに分かった。
僕の今回のツーリングは、ここを走るた
めに来た。
自転車の理由は、オホーツク海でした。