yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

わらしべ不動産投資(銀行の不動産情報⑤/⑫)

 

リゾートの不動産は、景気が上向きのと

きには飛ぶように売れたりします。

国内であれば、一般の住宅よりも安いで

すし、セカンドローンを使えれば、そん

なに負担なく買うこともできます。

 

ただ、それが可能なのは現役世代のとき

だけ。

定年退職すると、持っていることが意外

と負担になる。特にマンションは毎月の

管理費と修繕積立金がかかります。

これが徐々にキツくなってくる。

たとえばそのマンションに温泉権なんか

がついていると、その費用もかかってき

ます、毎月。

この毎月かかるものがこの箱根のマンシ

ョンの場合は、5万円でした。

そして考えてみると、年金生活になって

からほとんど使わないリゾートマンショ

ンは、維持費が重い。

使ってもいないのに、毎月5万円が口座

から引き落とされる。年金生活者にとっ

てこれは大変なことです。

するとだんだん負担が大きく感じられる

ようになって焦り、売れるまで待ってい

られない。とにかく早く手放したい。

売れたお金が入ってくることなんかより

も、今月の5万円が引き落とされること

が怖くなる。

 

だから「要らないからもらって」です。

 

僕の仕事上、そして銀行系不動産会社の

セクションマネージャーという立場上、

いろいろな相談を受けることが多い。

その一つがこんなことです。

 

最終的にもらった不動産ともらうに近い

価格で買った不動産は3件。

・箱根のリゾートマンション(無償)

・苗場のリゾートマンション(5万円)

横浜市南区の土地30坪(7万円)

 

苗場のリゾートマンションも、持ってい

ることが負担になった定年されたお客さ

んから相談を受けて購入しました。

管理費と修繕積立金は、月6万円です。

 

横浜市南区の土地は、借地権と底地権を

同時に購入。両方合わせて、7万円。

ここは、借地権の建物を借りていた隣地

の自営業者さんとの関係がうまくいって

なかったのを解決したお礼も含めての金

額でした。

 

僕もそれらを維持するつもりはなかった

ので、早めに売却。

・箱根のマンション(300万円)

・苗場マンション(100万円)

・横浜の土地(1500万円)

 

 

これらを原資にして、実家のある青森に

中古の投資用アパートを購入。

わらしべ長者みたいな不動産投資です。