気になる人もいると思いますし、聞かれ
ることも多いので、どこも公開していな
い報酬の内訳やコンサルフィーの中身を
書いていきます。
何か迷っている人がいたら、参考になる
かもしれないので。
今回の不動産仲介手数料は両手(売主さ
んと買主さんの両方から受領)で、消費
税込みの金額は、1,782,000円。
このうちの半分が僕の取り分です。つま
り、891,000円。
シニアコンサルタントをやっている不動
産会社との契約で、どんなケースでも報
酬を折半することにしています。なぜな
らコンサルタント契約でトラブルになる
ことの理由のほとんどがお金。
お金をきちんと約束通りに分けてさえい
れば、いい関係が続けられる。
また折半以上のものを求めてしまうと、
宅地建物取引業法の名義貸しに抵触して
しまう可能性が強い。
よくある「不動産フルコミ営業募集、報
酬は手数料の70%」なんてのは、完全
に名義貸し。業法違反です。
この会社との契約のメリットは、買取転
売のケースでも利益折半できること。
以前あった買取案件では、横浜の3DKの
マンションを、700万円で買い取りま
した。でも転売の価格は現況のままで、
1600万円。経費は約50万円。
この場合でも粗利850万円を折半。つ
まり僕の取り分は、425万円でした。
話を戻しますが、この売買では他にも報
酬が発生しています。
僕の不動産専門ファイナンシャルプラン
ナー事務所のコンサルフィーです。売主
さんから、66,000円。
そして室内の片付けを依頼した業者さん
からのキックバックが、55,000円。
フルコミ報酬 891,000円
コンサルフィー 66,000円
キックバック 55,000円
合計(税込) 1,012,000円
税込みですが、個人事務所で年間売り上
げを1,000万円以内に抑えているの
で、預かった消費税は納める必要がなく
自分のものになります。
弁護士さんや税理士さんからの案件であ
れば、ここから20%キックバックしな
ければなりませんが、今回は無し。
全額自分のものです。
ちなみに今までで一番多かった年の個人
事務所の売り上げは、約1700万円。
売り上げは全部自分のものなので、サラ
リーマン時代より収入が増えました。