このクレーマーの嫌なところは、同じこ
とを繰り返していて、それが異常に長い
こと。逆に助かるところは、理詰めで攻
めて来れないので、ノラリクラリとした
対応をしておけば、こっちが追いつめら
れる可能性が少ないことです。
でも今回納得できないのは、この展開。
僕が配布前に気付けば良かったと思えそ
うですが、それは無理です。
だって出来上がった書類は、封がして中
が見れない。チェックできる予備は後で
送ってきている。だから無理。
でも、一緒に謝りに行かされる・・・。
担当フロントは、少し前から会社を辞め
るつもりだったみたい。
それはそれでいい。自分の進みたい道が
新たに見つかったり、家庭の事情ができ
たり、体調の問題だったりとかいろいろ
なことが起きるから。
問題なのはその時に、どういう辞め方を
するか。普通はきちんと引き継いで会社
を辞める。今まで仲間だった人たちに、
自分が残した仕事をやってもらわなくて
はいけないから。
でも今回はそうではなかった。
大手管理会社のマンションフロントは、
平均10物件ぐらいを担当しています。
この数が限界なのは、マンション毎にけ
っこういろんな問題が起きるから。最初
に書いたように、30~40戸に一つぐ
らい問題のある人がいるし。
この定期総会資料の議案は、先の理事会
で詰めて承認を受けていたので問題は出
ませんでした。
ただ、会計監査をしていないのに監査報
告が綴じ込んであったのは、手違いでは
ないんです。なぜならフロントが監事さ
んに直接会計書類の見方をレクチャーし
てから、それを預ける。
それらをまったくやっていないのに議案
書に監査報告済みの書類が綴じ込まれて
いるのは、チェックした担当フロントし
か出来ない。
業務課長が確認したときは、そこの監査
書類のコピーがあったとのこと。
つまり、課長には偽造したコピーを見せ
てる。でも監事さんにはバレてしまうの
で、手違いで別なマンションの監査書類
を入れたというストーリーになってる。
やはり、あいつがやらかしました。