yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

ちょっと九州行くね(北海道~九州②/㊵(自転車100kmライドって何?㉕))

 

水平線が丸く見える岬は、室蘭の他にも

何か所かあります。千葉県銚子市の「地

球の丸く見える丘展望館」なんか。

室蘭のこの岬には、当時は何もありませ

んでした。襟裳岬よりも何もなかった。

 

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室蘭港を夜9時ごろ出航するこのフェリ

ーが青森港に到着するのが朝4時ごろ。

寝るにはちょうどいい時間ですが、津軽

海峡に出ると流れが早くなるため、結構

揺れる。混んでいる2等船室のカーペッ

トでうまく場所どりをして早めに寝ない

と、眠るタイミングを逃がしてしまうこ

ともあったので、すぐ横になったほうが

いいんです。

 

フェリーが到着すると、しばらく待たさ

れます。乗船時の逆。

乗船時は自転車とバイクは一番先に乗せ

られる。メインである自動車の邪魔にな

らないように先に乗せて、自転車が倒れ

ないように壁にロープで固定するため。

その後に自動車が入ってくる。

降りるときは自動車が全部出た後に降ろ

される。一番後に降りるから待たされる

んです。

4時に到着してもフェリーの外に出れる

時間は、30分後ぐらいでした。

そこからゆっくり1時間30分ほどかけ

て実家まで走ります。実家に着くのはだ

いたい朝6時少し前。

 

軽く朝食を取ってから持って行くものを

確認して、テントやバッグを陰干しして

おく。1年使っていないと匂いがついて

いたり、ともすればカビている。

 

夕方に仕事から帰ってきた両親と夕食を

食べながら、大学の話や今回のツーリン

グの日程を伝え、明日に備え早めに就寝

します。

ちなみに何年か経ってから両親から聞い

たのは、常に心配していたということ。

それはそうだ。行先をはっきり言わない

ことも多かった。

初めて青森をぐるっと周ったときは、だ

いたいの予定を言っていたものの、北海

道一周のときは、「2週間ぐらいで北海

道を走ってくる」。大阪まで3日と19

時間で走ったときは、「大阪まで4日ぐら

いで着くように走ってくる」。

 

 

 

スマホも無い時代に、そんな言い方しか

していない。しかも電話も3日に1回す

るかどうか。

心配しないほうがおかしい、ということ

に気がつかなかったんです。

そして今回は「ちょっと九州行くね」。