今日は、大好きな中村雅俊さんの映像の
「俺たちの旅」を見ながら書いてます。
今日も午前3時。
聴く音楽が似ていた。
きのとうさんなんか。車の中でよく聴き
ながら一緒に歌っていた。
小学校4年で転校してきた僕に、最初に
接してくれてからずっとの付き合い。中
学と高校も同じ。大学は別だったけど、
その間も常に連絡を取って休みのたびに
遊びに行く。竹内君は地元で僕が東京で
就職してからも時間をつくって出る。
結婚しても子供ができてからも会ってい
たけど、ここ10年少し前ぐらいからお
互い忙しく疎遠になっていた。
それでも自分の一部みたいな存在。
2週間前に叔母の不動産契約のために帰
省したときは、彼の家の前の雪が片付い
ていなかった。この大雪なのに。
今思えば、違和感がありました。
でもそんなことになるとは考えていなか
ったので、(忙しいのかな)ぐらいしか
思わなかった。なぜなら、まだそういっ
た年齢ではないからです。
現在、男性の平均寿命は約81歳です。
でもこれは、今年生まれた赤ちゃんが何
歳まで生きるかを表したもの。例えば今
60歳の人は、あと21年しか生きられ
ない訳ではなく、平均余命は約26年で
す。詳しい理由はまた書くことがあると
思いますが、僕と同じ年の竹内君は、ま
だ亡くなる年ではない。亡くなる確率は
約1%。
急な知らせで聞ける人もいないから、な
ぜ亡くなったか分からない。
彼の家の電話もつながらない。
白鳥渡来地の浅所海岸
なにか、ポッカリと穴が開いた感じ。
早いよ・・・。ただただ、やるせない。
今回の事が分かってから、ずっと頭から
離れない歌があります。中村雅俊さんの
歌です。
当時人気のテレビドラマ「俺たちの旅」
のエンディングの「ただお前がいい」。
この歌が、自分たちのことを言ってるみ
たいだって、笑って話していた。
作詞作曲は小椋圭さん。
歌は中村雅俊さん。
(2番)
ただお前がいい
おとすものなど なんにもないのに
伝言板の左の端に
今日もまた一つ 忘れ物をしたと
誰にともなく書く
そのくり返しを その帰り道に笑うお前
また会う約束などすることもなく
それじゃまたなと別れるときの
お前がいい
(ずっとずっと、ありがとう。やすらか
にお休みください)