yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

やっと見えた九州(北海道~九州⑧/㊵(自転車100kmライドって何?㉛))

 

秋吉台のキャンプ場では、受付けギリギ

リの時間でした。もう係りの人が帰ると

ころです。

この時代もそれなりにキャンプ人気はあ

ったのですが、今ほどではない。車もも

っと少ないので、どちらかというとキャ

ンプをする人は、登山やワンダーフォー

ゲルをする人が中心でした。

今日ここには、僕以外は誰もいない。

 

trust-work.jimdosite.com

 

ゆるい時代。

キャンプ場の係りの人から、

「誰もいないからタダでいいよ」と言わ

れる。

学生にとっては、とてもありがたい。

電池式のランタンを灯してパンとハム、

インスタントコーヒーの夕食を済ませた

ら急に睡魔が襲ってきて、そのまま朝ま

で死んだように爆睡。

 

10日め

秋吉台~下関(関門橋)~豊前市~国東

半島~大分市臼杵津久見市

いつも通り、太陽が昇ると目がさめてし

まう。ただこの日は秋芳洞を見学するつ

もりだったので、時間まで二度寝

キャンプ場の係りの人がきて、ここから

だとエレベーターが便利だと教えてくれ

た。自転車を預かってもらいエレベータ

ーで秋芳洞の入り口へ。

 

初めて入った鍾乳洞。しかも公開されて

いるものとしては東洋屈指の大鍾乳洞。

他の鍾乳洞よりも変化に富んで、見どこ

ろが多いのが特徴です。

夏なのに冷たい空気が流れてくる。

せせらぎの横の入り口を抜けると、「百

枚皿」という小さな石灰の池が段々にな

っている不思議な景色から始まります。

次は、「黄金柱」と呼ばれる鍾乳洞の石

灰が溶けてつらら状になったもの。これ

も複数あり、圧巻。

そして、「岩窟王」という石灰が人のよ

うに固まったもの。こういった見たこと

もない、長い時間をかけて出来上がった

自然は、誰かの仕業ではないかと思える

ほど見事なものでした。

 

キャンプ場の係りの人から、預かっても

らった自転車を受け取り、美弥市を通っ

て下関を目指してグングン走る。

 

 

すると下関市の手前で、またM君に追い

ついてしまった。ただここで良かったの

は、M君に撮ってもらった写真。好きな

サングラスをかけて、頭に黄色のタオル

を巻いて関門橋をバックにしている。

今回の旅の、一番のお気に入りの写真に

なりました。