yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

あなたの土地は、あっの辺で~~す(あなたの土地は、あの辺です①/⑩(不動産百話⑪))

 

不動産取引きでは事件も多い。金額が大

きいからなんですが、多発しています。

代表的なのは地面師がらみ。これはその

土地の所有者になりすまして売却を持ち

かけ、お金をだまし取るもの。

最近では、2017年に起きた事件、積

水ハウスさんが、55億円もだまし取ら

れた事件が品川区でありました。

また、当時日本を代表するマラソンラン

ナーだったS選手も、神宮あたりの電柱に

張り付けてあった違反捨て看板の不動産

広告にだまされて、8,000万円を払っ

てしまいました。

 

trust-work.jimdosite.com

 

他では親族によるもの。不動産を持って

いる高齢者を、その親族がだますという

もの。つい最近、2022年1月14日

に書いた「おら司法書士ビギナーだべ」

にあったように、高齢の親族がからむと

司法書士さんとかは慎重になります。

 

そしてもう一つ、もう50年以上前やそ

れ以降もときどきあったこと。でも最近

はほとんど聞かない「原野商法」。

 

こんなところは売れないだろうという山

の中や北海道の湿地帯。でもそんな土地

でも持ち主がいるということは、誰かが

買ったということ。

日本テレビ系ドラマの「家売るオンナ」

で、主人公の北川景子さんが言う決めゼ

リフ「私に売れない家はない」は、不動

産業界の「売れない不動産はない」から

きていると思いますが、昔はどんな場所

でも売れました。

ただ、売り方に問題があったケースもあ

った。そんな相談を何回か受けたことが

あり、今回はそんな話です。

 

不動産会社でも昔のデベロッパーに多い

んですが、〇〇観光とか〇〇観光開発と

かつく、ちょっと遠いところの不動産を

扱っている匂いがする社名。

こういったところは、いわゆる「原野商

法」をやっていたり、やっていた過去が

あった可能性があります。ま~全然違う

ケースもあるので、そこは慎重に見極め

たい。

 

 

ざっくりのイメージとして、山の中の崖

の上から営業マンが石を投げて、

「あっなたの土地は、あっの辺で~す」

そういう説明で土地を売る。

信じられない営業方法です。