yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

でかくて浅い洞窟(北海道~九州⑫/㊵(自転車100kmライドって何㉟))

 

その時によく聞かれたことは、

「どうやってそんなに遠くまで行くの」

ということ。

自転車で、100kmも200kmも走っ

ていく。なんでそんなことが出来るのか

不思議でしょうがない。だって疲れるじ

ゃない。

出来たとしてもやりたくない。車や電車

で行けば疲れない。自転車で行く意味が

ない。

その答えは三つ。一つはお金があまりか

からない。二つ目は自由度が高い。いつ

でも自分の思った時にスタートできる。

そして最後が一番大事なこと。それは、

自転車が好きだということ。

 

trust-work.jimdosite.com

 

天岩戸と言われるところは、他にもいく

つかあります。

残念ながら他の所は見たことはありませ

んが、ここはすごく神秘的で厳かで、そ

れがしみじみとした日本の風情を感じさ

せる自然の中にある。長い時間をかけて

豊かな四季が創り出した自然。それたち

はいつも訪れる人の心を揺さぶる。

 

日本神話の中でも最も有名な話なのかも

しれない。天照大神(アマテラスオオミ

カミ)のお話に出てくる洞窟である「天

岩戸(あまのいわと)」。

天岩戸神社には「西本宮」と「東本宮」

があります。「西本宮」から岩戸川渓谷

に沿った遊歩道を歩いていくと太鼓橋が

あり、そこを越えて少し歩いたところに

河原があって、天照大神が隠れたと言わ

れる洞窟の岩戸がありました。

数日前に見たばかりの「秋吉洞」のイメ

ージが残っていたので、河原からどのぐ

らい時間がかかるのかと思っていたら、

その河原の隣。

洞窟と言っても深さがある訳ではなく、

奥行きは10mぐらいです。ただ高さは

あり、奥行きの倍近くはありそう。ここ

に岩を扉として塞いで隠れてしまったと

したら面白い。なるほど、人の力が及ぶ

ものではない。

今のように道路や歩道、そして川なんか

が整備されていない時代にこの山の中で

自然が造り出したこんな景色に出合った

ら、神秘以外の何物でもありません。

 

 

自分の願うことを強く思って小石を積む

と、その「願い」が叶うという言い伝え

がある岩戸の前には、たくさんの小石が

積み上げられている。

なんとなく一礼をして、天岩戸を後にし

ました。