yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

謎の手紙、農地からの解放?(不動産、逃した三匹の一匹め④/⑮(不動産百話⑫))

 

都市計画法という都市の健全な発展等を

目的とする法律があります。その中のひ

とつに「市街化区域」と「市街化調整区

域」といったものがある。

 

trust-work.jimdosite.com

 

市街化区域とは、都市計画法ができたと

きに既に建物が建ち市街地を形成してい

た区域と、おおよそ10年以内に優先的

・計画的に市街化を図る区域です。また

市街化調整区域とは、この法律ができた

ときに市街地になっていなかった区域。

無秩序な市街化を抑制する地域です。

 

これだけで考えると、市街化調整区域で

は家を建てることができないような気が

しますが、実際に行ってみるとけっこう

建っている。実はこの法律ができたのは

昭和43年6月で、そのときにもう建っ

ていた家を壊せとはさすがに国も言えな

い。建っていたものはしょうがない。ま

た新しく建てることが絶対できないかと

いうと、そうでもない。いくつかの条件

はあるものの、それらをクリアすれば建

てられることもあります。

 

じゃあ今回の土地、JR大宮駅から平坦な

道を歩いて20分。そして土地の面積が

約2000坪。これだけの条件が揃って

いたなら、いくら市街化調整区域だとし

ても頑張って条件をクリアして一戸建て

をたくさん造ったり、マンションを建て

たりしたら大型案件になりそう・・・・

と思ったら、畑。登記簿の地目が「畑」

でした。

 

不動産取引や開発のなかでも最大の敵の

一つが法律。特に「農地法」にはまった

くかなわない。どうしようもできない。

例えば昨今よく聞く「食料自給率」。日

本はカロリーベースというちょっと変わ

った方法で食料自給率を低めに計算して

いますが、それでもこれは国の重要な政

策の一つ。その基である農地を勝手に売

買したり農地以外に転用することは農地

法で厳しく規制されて、許可しない。

 

 

そんな中、売却情報をオープンにしてい

なくて内々に動いていたはずなのに、数

人の土地の持ち主さんの所に届いた謎の

1通の手紙。

「畑を農地から解放します」