日中のマンション管理員研修業務を終え
て、自分の事務所のメール連絡は移動中
の電車内で行い、夜の仕事だけキャンセ
ル。そして病院に向かいました。
僕の住む町から病院までは、市営地下鉄
で9駅の23分です。
昼に調べた白血病。でもいろんなケース
があるみたいで分からないことが多い。
だから池江瑠花子さんのように、無菌室
に入って辛い治療に耐えているイメージ
しかわきません。
病院で受付を済ませ、入院している13
階の第2ナースステーションへ。看護師
さんに、今日入院したことと妻の名前を
伝えると、机とイスが4脚だけの小さな
個室に案内されました。
5分ほどして主治医ではないW先生、そ
してすぐに妻と娘が入ってきて説明が始
まった。妻と娘は一度説明を聞いている
のですが、僕を交えてもう一度聞き、一
度目の説明で分からなかったことをメモ
した妻が質問をします。
まずは血液の分析結果。
異常値を示しているところに先生が、ボ
ールペンで丸をつけていきます。主なと
ころは5ヶ所。
驚いたのは最初に数値を示された白血球
です。通常の1/6しかありません。これ
は非常に少ない。白血球は体に入ってき
たウイスルなんかの異物を攻撃して、病
気から守ってくれます。これが少ないと
いうことは、すごくウイルスなんかに感
染しやすい。危険な状態。
そして赤血球は通常の半分。ということ
は酸素がきちんと体にまわっていない。
これじゃあ息切れするはず。酸素が半分
なんて、ぜったいに無理です。
更に血小板。これが通常の1/3。出血し
たりしたら血が固まらない。これも凄く
危険。また、リンパ球も微妙に少ない。
気にするほどの数値ではないとのことな
んですが、正常値ではないとなるとやは
り気がかりではある。
最後に示されたのが、何故か英語表記の
「other」。
(どういったことなんだ?)そう思って
いると先生から説明がありました。
「これは正常な細胞に分類できなかった
もの、異常なものということです」