yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

血液が戻らない(昨日妻が急性白血病になりました① ・ ㉘/㊿)

 

(入院期間の1ヶ月は長いな)

そう思っていました。今まで、家に妻が

いない日が無かったからです。

ちょっと、どうしていいか分からない。

子どもたちも何かとまどっている感じ。

 

でも同時に、心の隅ににあった違和感。

この病気は、1ヶ月で退院できるものな

のかといった不安。

過去のニュースや骨髄バンクの CMなん

かで、大変だったんだろうなと思ったこ

とが何度もありました。

 

trust-work.jimdosite.com

 

2022年5月5日に、最初の抗がん剤

の皮下注射投与が終わりました。

そこからは経過観察です。

 

4月28日に、僕の携帯にかかってきた

担当医の H先生からの電話。

・4月22日の入院最初の1週間は検査

・明日の4月29日からは、抗がん剤

 ビダーザを7日間投与

・現在の状態と病気の進行具合から、初

 めは強い治療を行わない

・いまのところ、その後の2週間程度の

 経過観察を経て、5月中旬から下旬に

 かけての退院を目指す

・退院後は通院に切り替え、また7日間

 連続でビダーザを投与する

 

(先が長く大変だな。頑張ってほしい)

そう思いました。

ただ、妻にはそのまま伝えないで、

「早く帰れるといいね。みんなで待って

るからね」とだけ言った。

 

少し不安気だけど、笑顔で頷く妻。

僕も子どもたちも、やはり彼女は必要。

ぜったいに家にいなければならない存在

です。

 

2019年に、急性リンパ性白血病で入

院治療した競泳の池江瑠花子さんは、親

族からの骨髄移植を受けて、退院までに

約10ヶ月を要しています。本当に大変

な思いをされたんだと実感しました。

 

また俳優の佐野史郎さんは、2021年

に同じような「血液のがん」の一種であ

る「多発性骨髄腫」を発病し、長い期間

の入院治療を行っています。

 

妻が入院時にもらった病気の詳細資料で

は、病名、症状、治療方法の他に、おお

よその入院期間が書いてありました。

それによると、入院期間は1~2ヶ月。

だから、先生の説明は合っている。

 

 

そこへ妻からの LINE、

「血液の成分が戻らない・・・・・」