yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

仕掛けたのはこいつか(不動産、逃した三匹の一匹め⑥/⑯(不動産百話⑫))

 

今回の情報を流した先は11社です。そ

のうちの3社さんは付き合いが長く、完

全に信頼できる。裏切ったり横流しなん

かするはずもない。6社は銀行と付き合

いが深く、融資の関係もあるから信用で

きる。残りは2社。

ただ、それをいちいち追いかけていても

先に進まない。そんなことに時間を割い

ているぐらいなら、契約に結び付く作業

をしていたほうがいい。

土地の所有者だって個人が6人いるし、

法人1社が後ろ側の約1000坪を持っ

ていから、進捗状況報告だけでも手間が

かかる。

 

trust-work.jimdosite.com

 

この中では少しだけ信頼度が薄い、2社

の担当者をたまたま往訪しました。

突っ込んで話をすると、どちらも目が泳

いでる。それでも口を割らない。そう、

割ったらおしまいだからです。でも Z社

の担当者にある物を見せました。

そしたら、

「申し訳ないです。社内限定で動いてい

たのに何かの手違いがあったみたいで、

本当に申し訳ないです」

 

見せた物はある業者が持ってきた図面。

そこには、その Z社の社名の一部と、そ

の担当者の名前が入っていたんです。だ

からもう言い逃れができない。他者に流

すなと釘を刺していた情報を流してた。

 

そんなときのペナルティは簡単です。そ

の業者を今回の情報から外せばいい。更

に、今後は情報を流さない。

情報漏洩したというデータを本社と銀行

で共有して、銀行からも情報を取れなく

させました。

 

でも一番気になるのは、

「土地を農地から解放する」という訳の

分からない話し。今までは農地法に阻ま

れて、売買ができなかった土地なのに、

売れるようになる。

土地を持っている法人の担当者さんが僕

の会社に来て、この件を確認してほしい

とのこと。売れない不動産が売れるかも

しれない。他の個人のお客さんも期待し

始めています。

 

 

そこでその不思議な手紙の業者さんに電

話をしました。

電話に出たのは、ちょっと東北なまりの

ある勢いのある年配の男性です。

「いや~~~、待ってたよ~~」

「センバちゃん、一緒に儲けようよ!」