もと市役所の職員。すぐには信じられな
かったのですが、本当のようでした。
この件以外に、何度か市役所と法務局に
一緒に行ったときの態度が、不動産会社
の社員のものではない。
完全に、昔の部下に指示するような言い
方です。また法務局では、いつもの飲み
仲間に接するような感じ。
結局、今回の地目変更のやり方は、分か
らないままでした。
でも仕方がない。今までも2回、登記に
疑問をもつようなケースもあったから。
一つは、横浜市中区元町の土地の売買。
東京の議員さんが買ったケース。
売買契約から 4週間後の残代金決済・不
動産引き渡し日。こちらは売りの仲介。
議員さんは買いの仲介会社のお客さんで
した。
融資を受ける銀行で、11時前に決済が
終わり、司法書士さんが登記書類を法務
局に持ちこみました。
その後、僕が会社で売買完了報告書を作
っていると、買いの仲介会社の担当者さ
んから電話があった。
「そろそろ登記が上がるから、法務局で
確認してくれないか」
(何言ってんの?)
もう 17~18年前のこと。この時の法
務局は、まだネットで繋がっていないの
で、登記を持ちこんだ法務局に行かない
と、今の全部事項証明書である登記簿謄
本が取れなかった。だから確認してほし
いということ。その業者さんの会社は東
京。横浜まで来て、確認するのは時間的
に難しい。
(自分の客なんだから、自分でやれよ)
と思う前に、(何言ってんの)です。
なぜなら持ち込み申請した登記関係書類
には、登記が完了するまでの日にちがか
かります。完了する日を「補正日」と言
います。このときは、2週間後。だから
今日登記に持ち込んだものは、今日でき
ません。2週間後に出来上がる。
しかしその業者さんは、
「大丈夫。買主は議員さんだから」
「話は通っていますから」
本当はこっちの仕事じゃないんですが、
ちょっと興味があったので、中区の法務
局に行ってきました。
すると法務局の担当者さんが、
「もう出来ていますよ」
(じぇじぇじぇ・・・・・です)