yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

性格は変わらない(昨日妻が急性白血病になりました② ・ ⑥/㊿)

 

僕は以前から知っていたし、今回の治療

説明の中でも H先生に、そのことは確認

してありました。

それは移植手術によって血液型が変わる

可能性があるということ。可能性がある

とは、その移植される骨髄、臍帯血、そ

して今回の移植がうまくいかなかった場

合にやるかもしれない、兄弟の血液から

もらう抹消血幹細胞移植。

それぞれの提供者さんによって変わって

しまう、移植を受ける患者の血液型。

 

移植される血液型が同じであれば、血液

型は変わらない。だけど違っていればそ

の血液型に、ゆっくりと置き換わってい

きます。

赤血球の寿命は約120日。白血球は数

日の寿命のものもあります。

 

事故などの緊急輸血が行われるときは、

違う血液型は輸血できない。それは、血

液の中の抗体という物質が反応して、赤

血球がくっついてしまうから。

くっついてしまうと、赤血球は全部壊れ

て、呼吸困難や腎臓の機能が落ちるなん

かの、重篤な障害につながることがある

んです。

 

trust-work.jimdosite.com

 

でも不思議なことに、こういった移植の

ときはそんなことは起きません。ゆっく

りと変わっていくためなのか、一人の体

の中にしばらくの間、二つの血液型が存

在することになる。

徐々に新しいものに変わっていきます。

 

そして気になっていて、ネットなんかで

調べても出てこなかったもの。

血液型が変わると、性格が変わってしま

うんじゃないかということ。

 

それについて H先生は、

「そういったことは、全くありません」

と断言した。

僕も、そういうものは無いだろうなと思

ってはいたんですが、どうしても専門家

に確認したかった。だってそうなると、

血液型占いって何なのということになっ

てしまうから。だいたい日本みたいに、

人口に対する血液型の分布が、こんなに

多様な国は少ないそうです。多くの国で

は、ある程度血液型が偏っています。

 

 

でも妻は、

「私は A型で決断力がなかったから、こ

れからは B型の決断力のある人になる」

 

人の話を聞かないのは、昔からです。