yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

事前の打ち合わせ(昨日妻が急性白血病になりました② ・ ㉔/㊿)

 

白血球は、自分の健康を守るための防御

システムの一つです。前にも書きました

が、白血球には種類があります。

・好中球

・リンパ球

・単球

好酸球 

・好塩基球

 

大きく分けてこの 5種類。よく聞くリン

パ球も、実は白血球の仲間。このリンパ

球は 2種類の細胞があって、他の白血球

の活性を調整する役割をしています。

そして、一番白血球のイメージに近いも

のが好中球。白血球中で最も数が多く、

細菌を捕食する。細菌の感染に対する自

然免疫で、細菌に感染するのを防ぐため

に最も重要な役割を果たしています。

これが少なかったり無くなると、あっと

いう間に細菌に感染してしまいます。

 

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臍帯血移植のときの抗がん剤放射線

射で、血液が造れなくなっている妻。血

液が足りなくなると輸血して、白血球の

代わりに抗生物質を投与し、細菌に感染

しないようにしています。

 

この白血球の中で、最も大事な好中球が

増えないと移植は成功ではありません。

3回連続で、500個以上ないといけな

いんです。

それがゼロだったのが、8月 10日に初

めて 10個になりました。

そして、8月 12日は 21個に増えた。

子どもたちや妻の両親は喜び、安堵の表

情を浮かべています。

それに対して僕は、少し不安になってく

る。悪い予感がしているんです。

8月 14日は 36個に増えた。

「どんどん増えるね」と言ってる子ども

たち。でも、僕の不安は大きくなってい

きます。

(担当の H先生に連絡しないと・・・)

 

喜ぶ子どもたちや両親とは違って、僕は

この臍帯血移植がうまくいかなかったと

思っていました。 

なぜなら、好中球の増えるペースが遅す

ぎる。予定では、8月 11日から 18日

にかけて生着する予定で、8月 25日が

確定診断日です。この増え方で、予定日

までに 500個になるはずがない。

 

 

8月 16日に H先生から僕の携帯に連絡

がありました。

「確定ではありませんが、難しいと思い

ます。打ち合わせ通りに進めましょう」