急性白血病の治療には、現在はいくつか
の方法があります。
医学は日進月歩だなと思ったのは、以前
はできなかった治療や薬の投与が受けら
れる。また、骨髄バンクのドナー登録者
さんも、今は 47万人もいます。
いろんな方の努力で、普通の生活に戻れ
る患者さんがたくさんいる。これには感
謝しかありません。
8月16日、 H先生からの電話を受けた
あと、妻の兄弟に連絡を入れました。こ
っちも以前、万が一のケースに備えてお
いてほしいとお願いしていたことです。
ネットでは調べられないのですが、それ
ぞれの移植については次のような違いが
ありました。これは、手引きなんかにも
掲載されていないもの。
・骨髄移植
近親者に白血球の型が合う人がいない場
合は、骨髄バンクに登録されているドナ
ーさんで、白血球の型が合う人にお願い
する。白血球の型が、基本 6個合致しな
ければいけない(別ケースもある)。
移植量は、1000cc
移植時間は、6~7時間
・末梢血幹細胞移植
白血球の型が 6個合わなければいけな
い。ただし近親者等であれば、3個合致
するだけでも移植できる場合がある。
移植量は、160cc
移植時間は、1~2時間
・臍帯血移植
白血球の型がすべて合わなくても移植可
能。すでに凍結保存されたものがあるた
め、早めの手術が可能。
移植量は、25cc
移植時間は、3~4分
いずれも血液型は関係なく、患者の血液
型は、移植された相手の血液型に変わり
ます。
妻の兄弟は、既に気持ちの準備をしてい
て、翌日の H先生からの指示をすべて受
けてくれました。
・8月23日までにこの病院で、健康診
断を行うこと。
・8月26日に入院し、白血球の増える
薬の投与を受けること。
・8月30日に、末梢血幹細胞の採取手
術を受けること。
8月17日の連絡で、ここまで進めるこ
とができた。仕事を持っている兄弟の協
力には感謝しかありません。
こんなときに何故か、翌々日はオーちゃ
んが急に頑張り始めた。好中球の数が、
165個に増えていました。