yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

2度目の移植(昨日妻が急性白血病になりました② ・ ㉚/㊿)

 

8月26日の午前10時に弟さんが入院

しました。そしてその日の午後に、白血

球が増えるという薬剤の点滴投与を受け

た。これで白血球が爆発的に増えるそう

です。

1回目の移植は、凍結保存された臍帯血

から絞った造血幹細胞です。25cc。

口には出しませんでしたが、少しだけ不

安があった。それは量の少なさです。だ

から成功率が、80~90%なのかもし

れない。

 

trust-work.jimdosite.como売斜線

 

今回は 2度目の移植手術です。

本当は一回で終わらせかった。いくら時

間が短かかろうが、抗がん剤の量が少な

かろうが 2回目。また免疫抑制剤を投与

して、2種類の抗がん剤を使って、少な

いとはいえ放射線を照射します。一度治

療している弱った体に、もう一回移植す

る。その分無菌室にいる期間も長くなる

し、辛さも続いていきます。

 

 

ただ、今回は期待が大きいんです。

移植量が 160ccと、前回の 6倍以上。

そしてその細胞には、白血球が爆発的に

増える薬が入っています。しかも弟さん

の健康な細胞。身長が 180cmを超える

スポーツマンタイプの元気な細胞です。

白血球の型は半分の 3個しか合いません

が、体の組織には何か似通ったものがあ

るはず。

 

心配そうにしながらも、妻は元気な感じ

でした。

8月30日に、フルダラビンとエンドキ

サンという 2種類の抗がん剤を、約 2時

間かけて点滴で投与しました。翌日は午

前中に放射線照射。そして午後 3時から

末梢血幹細胞を移植します。

僕は有給休暇を取り病院へ。ただ、移植

自体は 2時間近くもかかると言われたの

で、病院の支払いなんかを済ませて、午

後4時頃から立ち会えばいいかなと思っ

て、実際は午後 4時10分に到着。

そしたら移植は、ほぼ終わるところでし

た。すごく順調に進んだそうです。

 

 

少し落ち着いた赤色の末梢血幹細胞が、

点滴のパックみたいのに入っている。そ

して赤色の上澄みみたいなところに、何

かの透明な液体。

初めて見た。それが白血球でした。