yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

僕ができることを一つ(昨日妻が急性白血病になりました② ・ ㊵/㊿)

 

入院が長くなると、誰だって気持ちが落

ちていきます。これが自分であっても、

きっとそうなったはず。特に気持ちが優

しい妻にその傾向が強く出るのは、あた

り前のことだと思います。

 

こんなときに僕や家族にできることは、

限られている。いまやれるのは、できる

だけ面会に行くこと。毎週日曜日は面会

に行っていました。そのときは、ほとん

ど長女か次男が一緒です。他には、メー

ルや LINE をできるだけマメに送ること

と、近くの五霊神社にお参りに行くぐら

いしか思いつかない。

 

trust-work.jimdosite.como売斜線8

 

そんな中でも、ちょっとだけ増やせたこ

とがありました。

月曜日は仕事が休みのことがあるので、

一人でも面会に行くことにしました。何

か特別なことがあるわけでもないんです

が、妻の顔を見て少しだけ話すでもいい

し、ちっちゃな荷物を届けるだけでも喜

んでくれるし、誰か来ると刺激になる。

 

戸塚の五霊神社

そして五霊神社へのお参り。今までは週

1~2回だったのを、2~3回に増やし

ました。そしてその度に、 LINE で写真を

送ります。そっと内緒でお参りするのも

方法ですが、いまお参りに行ってきたと

伝えるのも、元気を引き出す元になる。

 

もう一つは電話。

無菌室は個室のために、携帯電話が使え

ます。でもなんとなく遠慮して、これま

ではほとんど電話していませんでした。

 

妻に認知障害があるんじゃないかと気に

なり始めたことは、当然病院側も分かっ

ていました。病院側は、脳梗塞の疑いが

あると考えていたようです。

治療のためにたくさんの薬を使い、ほと

んど移動の自由がない無菌室。精神的な

負担が大きくなったり、薬の影響が出る

のは十分に予想できる。

 

 

会って話すのがいいんですが、毎日でき

ることではありません。

そこで思いついたのが、電話です。

電話といっても、思いついたときにかけ

ても出れないことが多いので、決まった

時間に、定時連絡みたいに電話すること

にしました。

これだと時間の感覚が少しだけ戻って、

緊張感が出るんです。