yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

伝えたほうがいいかもしれないこと(本日妻が亡くなりました②)

 

もうこのブログを書くのを止めようと思

いました。

いっさい何もやる気が起きない。どうで

もいい。

 

今は、2022年11月3日の朝5時。

妻の葬儀は 11月6日の11時からで、

火葬は 13時から。お通夜を行わない

1日葬です。

妻の遺体は、葬儀を行う葬儀屋さんの安

置室にあります。10月27日の朝に亡

くなった妻。その日の 16時過ぎに葬儀

屋さんの車で、病院の地下の霊安室から

連れて行っていただきました。

家に帰りたいと何度も泣いていた妻。治

療が辛いからもう治療を止めたいと言っ

ていた妻。

 

だからこのブログは書きたくなくなって

しまった。

それは僕にとって当たり前のこと。そん

なものの続きなんかを書く必要性を感じ

ない。


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妻から長男と次男が引き継いだアクセサリー

でも妻が亡くなってから今日で1週間。

あることが気になりました。

 

妻が亡くなってから数時間後、集まった

僕たち家族や親族に、病院から経緯の説

明がありました。説明が終わった後に、

H先生と当日の宿直で対応をしてくれた先

生が「お願い」の話しをしかけました。

妻の弟さんがその話を一度遮り、妻の両

親を連れて出ていった。

僕はその時すぐに分からなかったんです

が、そう「病理解剖」の話しでした。弟

さんが気を遣って、僕ら家族だけにして

くれて、その判断に他の意見が入らない

ように、決断を伝えるのに言いにくくな

らないように気遣ってくれました。

 

僕や妻、そして子供たちはそんなことを

話し合ったことも考えたこともありませ

ん。でも妻だったら、きっとこのことを

承諾してくれるはずです。

なぜならこの難しい病気、「急性骨髄性

白血病」は、10年20年前だったらも

っと治療が難しかったはず。でもその間

に新しい薬や治療方法が出来ていき、ま

た多くの医療経験が妻の治療に役立った

はずです。

そしたら妻がやっていただいた治療や経

験に対しても返していかなければいけな

い。そうして次の方に役立っていければ

いい。

だから「病理解剖」を、家族全員で承諾

しました。

 

 

そしてこのことを、ブログで伝えたほう

がいいかもしれないと思ったんです。