yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

何かがおきている(本日妻が亡くなりました⑦)

 

溜息しか出ない。

 

妻が亡くなった後は涙があふれることが

多く、何を見ても悲しく、辛く、気持ち

が落ちていってしまった。だけど今は、

溜息ばかりついている。

 

(なんで死んでしまったんだろう)

(何かもっとできなかったのかな)

(きっと気づいてあげられなかった)

そんなことを考える度にため息が出て、

それが止まらない・・・。

 

 

11月21日に本位牌を受け取り、23

日には仏具を揃え、翌日やっと喪中ハガ

キを書き終えた他は、なにもやる気が起

きないで寝てばかりいる。

本当はこの記事で、白血病と闘っている

人や家族、その友人知人のために、妻や

僕、子どもたち、妻の両親と兄弟が経験

したものと、そこで考えたことを伝えた

いはずなのが、まだあまりに鮮明で細か

いところまで思い出せてしまうので、逆

に書けない、手が止まってしまう。

早く伝えたいのに・・・。


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昨日 11月27日は、妻の初めての月命

日でした。早いもので、妻が亡くなって

から1ヶ月が経ちます。

自宅のドレッサーに置いた遺骨、白木の

位牌、花、そして葬儀のときにも飾った

遺影。嬉しそうな顔をしている遺影。こ

の写真を撮ったときは、すごく幸せなと

きだったから、優しくて嬉しそうな顔を

している。ちょうど 1年前、長男がお嫁

さんになる人を初めて連れてきて、みん

なで食事をしに行ったときの写真です。

 

何人かが手を合わせに来てくれました。

その中で、葬儀の日に体調が悪くて参加

できなかった妻の弟さんの奥さんと高校

生の息子さんも来てくれた。

遺影に手を合わせ、葬儀当日来れなかっ

た親族たちから預かった香典をたくさん

渡されたあとに、1通の封筒。

事前に、当日渡したい手紙があると言わ

れていたもの。今日も弟さんが来れなか

ったし、今度行う 49日の法要にも参加

できないと言っている。そういえば妻が

亡くなったときには、松葉杖をして左足

をかばっていた。

 

 

手紙の中は弟さんの病気のこと。

妻が亡くなる前の日に告知を受けたその

病気は「横紋筋肉腫」。

大人では 100万人に1人か2人しかか

からない筋肉の癌。

そのステージは、4でした。