yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

角松敏生コンサート 2024 ③/③

 

楽しさで時間の経つのを忘れそうになる

中、敏生さんがいつものように

「今日はありがとうございました」と大

きな声で挨拶する。


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あれっ、早くないか?

時間はまだ 20時10分を過ぎたばかり

です。予定より少し遅れて 18時36分

に始まったコンサート。まだ 1時間35

分しか経っていません。

 

でも違いました。

そこから更に、ダンス系や今までの曲を

アップテンポで続けていく。手拍子や拍

手と歓声。もうこの世界から抜け出せな

いような、陶酔感に満ちた異空間に変わ

っていきました。

 

誰でも、それぞれの自分なりの音楽的な

嗜好があって、おそらくプレイリストな

んかを作っていると思います。

でも、このコンサートでは、僕が思うも

のと違っていることが多かった。セット

リストで、ここでこの曲が? といった

ものがたくさんありながら、それがきち

んとパワーと関係性をもって成立してい

ました。

「東京タワー」や「ハナノサクコロ」が

ここになるんだ! といった感じです。

 

2度のアンコールを含めて、やはり盛り

上がったのはこの曲たち。

「東京タワー」

「WAになっておどろう」

「TAKE YOU TO THE SKY HIGH

立ち上がり、手を振り上げて指でサイン

を作る。そして数百どころではない、千

をはるかに超える紙飛行機の数々。ステ

ージの半分が紙飛行機で覆われて、会場

が更に特異な空間になっていく。

 

最初から最後まで楽しめる特別な時間。

なんて幸せな場所に自分はいるんだろう

と思えた瞬間でした。

全 16公演初日のこのホールは満席で、

大いに盛り上がりました。でも次からは

地方が中心です。

自虐的に、「中小企業ミュージシャンの

苦難が始まるW」そうです。


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コンサートの終わったホール

 

21時07分にコンサートが終わり、狭

い出口から出た人たちのほとんどが、こ

の会場の写真を撮っていました。

多分これが最後になるからです。

 

開場のときと違って、夜を背景に穏やか

な白熱色の灯りををガラス越しに見せて

くれるホール。

横浜の歴史が一つ終わっていきます。

 

 

敏生さんのコンサートで以前から気にな

っていたことを一つ。

それは「TAKE YOU TO THE SKY HIGH」の

ときの紙飛行機です。たくさんの紙飛行

機は、当然人にも当たります。

紙飛行機の折り方は、おそらくほとんど

の人は子どものころ覚えた折り方。それ

は全体的に細く先が尖った折り方です。

よく飛びそうですが、実はそんなに飛ば

ず、不安定で滞空時間も短い。

そこで、滞空時間が長くゆっくりと飛ん

でいき、あまり先の尖っていない安全な

「日本折り紙ヒコーキ協会」さんの「ウ

イングエース」がいいんじゃないかと思

いました。


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もう 20年以上も前の紙飛行機ですが、

この時代の紙飛行機のベストの折り方。

翼が大きくて調整しやすく、とても楽し

く遠くまで飛ばせます。