5月3日は父の命日です。
お墓が実家の青森にあるので、なかなか
お参りに行けない。本当ならこの桜の季
節の青森に、帰省を兼ねてゆっくりと、
お参りしにいきたい。
我が家の宗派は曹洞宗です。
聞きなれない人だけでなく、この宗派の
人でさえ「そうどうしゅう」と読むこと
が多い。
でも本当の読み方は「そうとうしゅう」
です。濁らない読み方。
ったのですが、明治時代の火災を期に、
同じ曹洞宗のお寺があった今の場所に移
転されました。
2024年1月1日に起きた「令和 6年
んの燈篭が倒れたり、門がゆがんだりし
たのを見た方も多いと思います。輪島に
は元の総持寺さんがあり、こちらは大本
山ではなく、開祖となっています。総持
寺さんの始まりの地です。
鶴見の総持寺さん
5~6年ほど前、妻と能登旅行に行きま
した。その旅行の最終日にツアーバスが
寄ったのが、開祖総持寺さんでした。
でも、自分の家の宗派も気にしていなか
った僕は、古いお寺だなぐらいしか思わ
なかった。
ただここの住職さんに、競輪の中野浩一
選手が、毎年世界選手権前にここにお参
りに来ていたと聞いて、何か分からない
けど特別なお寺なんだなと思いました。
中野浩一さんは日本のトップ競輪選手だ
ったというだけではなく、自転車レース
世界選手権のプロスクラッチ(今のスプ
リント競技)で、1977~1986年
まで全人未踏の 10連覇を果たした。レ
ース前は必ずお参りに来てたそうです。
特別競輪 12勝、競輪賞金王 6回(歴代
最多)を獲得し、競輪選手としてただ一
人「紫綬褒章」を受章しています。
当時、アマチュア選手登録をして自転車
レースに出ながら、競輪選手を目指して
いた僕にとって、雲の上の存在でした。
総持寺さんの大祖堂
父の命日に帰省できないときは、鶴見の
総持寺さんに家族でお参りに行きます。
広い境内をゆっくり散策したあと、奥に
ある大祖堂の中で、修行中のお坊さんを
前に手を合わせる。
募金をしてきました。この大祖堂には、
募金を入れるための封筒が用意されてあ
ります。
そしてその後で、大祖堂の奥にある墓地
に向かいました。
トニオ猪木さんのお墓があります。
今回は、昨年亡くなった猪木さんのお墓
参りをするためです。