yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

白いカーネーション ①/③

 

今年の母の日は 5月12日です。

いつも優しく一生懸命なお母さんに、感

謝をあらわす日。

カーネーションやプレゼントを贈ったり

する方も多いと思います。カーネーショ

ンはナデシコの仲間。色は赤やピンク、

白と黄色の他にも 2つほどあります。

 

母の日の起源や習慣、その日にちも国に

よって違っていて、いろいろな説がある

ためはっきりとしたことは分かっていま

せんが、それは逆に人種や民族、宗教な

んかを超えた共通の優しさと感謝の気持

ちが、世界中の誰にでもあるということ

だと思います。

 

ただ、カーネーションを贈るきっかけに

なったのはアメリカ。戦争で負傷した兵

隊たちを助ける活動をしていたアン・ジ

ャービスさんの娘であるアンナ・ジャー

ビスさんが、亡くなった母のアンさんの

勤め先の教会で、1907年5月にアン

さんの好きだった白いカーネーション

祭壇に飾り、来た人々に渡したことが始

まりとされています。

翌年にその日を「母の日」としました。

白いカーネーション花言葉は「尊敬」

や「私の愛情は生きている」など。

その習慣が日本に渡ったのも数説あり、

明治時代末期だとか大正時代だとも言わ

れています。


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今年の我が家のカーネーション

 

僕たち家族も 3年前までは、普通に子ど

もたちが、妻にカーネーションとプレゼ

ントを贈っていました。

2年前に病気になった妻。コロナ禍で面

会ができなかったことと、入院している

ときは病院に花を持ち込めないため、こ

の年はそういった贈り物はできませんで

した。

そして次には、その年の分までの贈り物

をしようと考えていた。2倍の花とプレ

ゼントを渡そうと。それを考えただけで

ワクワクしている子どもたち。

 

でも病気が治ったのに、退院予定の 10

日ほど前に容体が急変し、残念ながら妻

は亡くなってしまいました。

花とプレゼントは贈れませんでした。

 

 

妻と僕は結婚したときからずっと、お互

いの両親の父の日、母の日、誕生日に贈

り物をしていました。

当然、喜んでくれていたのですが、ある

とき青森にいる弟から連絡があった。

 

「お母さんはカーネーションが好きじゃ

ないよ。嫌みたい」