２０２４年の角松敏生さんのコンサート
「TOSHIKI KADOMATSU Performance 2024」
C.U.M vol.１ が始まりました。
角松敏生さんのHPより
全 １６公演初日は、５月３日の神奈川県
民ホールの大ホールです。ここは、まだ
高校生だったころの敏生さんが、ポプコ
ン予選に出た友達を応援するために来た
のが、初めての日だったそうです。
大きなホールに圧倒された敏生さんは、
ここでコンサートを開けるなんてすごい
ものだと感動して帰ったとのこと。２階
か３階で見ていたので、今回のリハーサ
ルではその客席に座り、当時のことを思
い出していました。
実は、敏生さんにとって思い出のあるこ
のホールは、令和 ７年３月３１日で営業
を終了し、その後は解体されます。建物
の老朽化と再開発のため。気になるのは
その後です。どうするかが決まっていま
せん。つまり、横浜から音楽ホールがひ
とつ無くなってしまうかもしれない。
昨年は、横浜駅近くに Kアリーナが出来
たので、コンサートホールがひとつ増え
ました。それを思うと、ここが無くなっ
たとしても不思議ではありません。
歴史があり、横浜港と山下公園に面して
景色も音も良いこのホールですが、入口
が狭く入退場のときは必ず人が溜まって
しまう。災害などの万が一のことを考え
ると、しかたのないことかもしれない。
敏生さんの、神奈川県民ホール最後のコ
ンサートになりました。
大桟橋通りと横浜球場
この日僕は地下鉄に乗って、関内駅で降
りました。電車で ２０分、駅からホール
までは歩いて １５分。
関内駅からは横浜球場の横を通り、歴史
あるレンガ造りのお店やカフェがあり、
横浜港に続く「大桟橋通り」を歩く。い
かにも横浜らしい街並み。港街の良さを
感じさせるこの通りが大好きです。
ホールには １７時２０分。開場 １０分前
に着いたので、既にできていた列に並び
ました。
周りからは、渋滞の中を車で何時間もか
かったとか、新幹線がすごく混んでいた
とかの話が聞こえてきた。遠くから来た
人も多く、敏生さんの人気の高さを伺い
知ることができました。
開場が １５分遅れ、開演は ６分遅れで始
まったコンサート。
でも始まったのは、コンサートではあり
ませんでした。
なに、なに、なんなの・・・・・・？
