ここでは、競売になる前となってからを
順番に考えていきたいと思います。
(住宅ローンの支払いが遅れる)
1ヶ月 →銀行から督促の電話がくる
(注意先として見ている)
↓
(対応)必ず電話に出て遅
延理由を説明する
3ヶ月 →銀行からキツイ督促電話が
繰り返しくる
(懸念先として見ている)
↓
(対応)必ず電話に出て遅延
理由と支払方法を説明する
6ヶ月 →銀行から最後通告がある
(保証会社に支払わせる旨の
連絡 = 競売予告)
(破綻先として見ている)
↓
(対応)必ず電話に出て遅延
理由と支払方法を説明する
7~8ヶ月 →保障会社が銀行に代位
弁済(住宅ローン全額を
代わりに払う)を行う。
あなたに、ローン全額を
1ヶ月以内に払うように
求めてくる
↓
(対応)支払えるなら払う
もう説明は聞いてくれない
*ここまでのポイント
・電話に出ないと、銀行のあなたに
対する心象が悪くなります。
担当者は、あなたにかけた電話の
日時や内容、出なかったことを記
録しています。
それを上司にも報告しています。
支払いが遅れた理由と、これから
どうするかを説明しましょう。
・毎月のローンの支払いができてい
ても、ボーナス払いが出来なけれ
ば、その時点から返済が滞ってい
ることになります。
ボーナス払いは金額が大きいの
で、より負担になります。
副業などで収入を補いましょう。
・支払いが難しくなったら、まず
は家族に相談しましょう。
意外とこれが出来ない人が多い
んです。抵抗があって。
(競売手続き開始)
9ヶ月~ →あなたが支払えなかった場
合は、保証会社が裁判所に
競売開始の手続きを行う
↓
裁判所から自宅に「特別送
達」(競売の申し立てがあ
り、手続きが開始されたと
いう通知)が届く
数日後 →裁判所から執行官と不動産
鑑定士が来て、建物調査と
あなたへヒアリングを行う
同じころ →不動産業者や金融会社等の
DMが大量に届き始め、ア
ポイント無しの訪問や、近
所への聞き込みもされる
*このときのポイント
・すぐに「法テラス」か弁護士に相談
する。
司法書士が扱える金額ではないの
で、必ず弁護士へ相談する。
・「法テラス」は無料だが、予約制の
ためすぐ予約が取れない時もある。
また、1回の相談時間が30分と短
いので、要点をまとめておく。
ここから先が、更に大切です。
(注意)地域や申し立て件数により、進み
方は変わります。