yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

天岩戸に着きました(北海道~九州⑪/㊵(自転車100kmライドって何㉞))

 

このころの自転車は、いまの物とは違い

ます。一番大きな違いはフレーム形状と

素材。当時の言い方でダイヤモンドフレ

ーム、いまはホリゾンタルフレームと言

われてるトップチューブが水平なもの。

現在多いスローピングフレームなんかは

無い時代。

他にも、自転車は実はとんでもなく進化

しています。どこがかと言うと・・・、

ザックリだと全部です。素材や形状だけ

ではなく新しく開発されたパーツなどな

ど。当時、カーボンは使われ始めたばか

りで、アルミフレームなんて思いもよら

なかった。

 

trust-work.jimdosite.com

 

そのために、今の自転車よりも走行性能

が低い。たぶん現在の自転車で同じコー

スを走ったら、もっと楽に走れるはずで

す。僕の場合、一番分かりやすいのはフ

レームの素材とバッグ。フレームの素材

は、ハイテンション鋼というもの。簡単

に言うとちょっと強い鉄。だからとても

重い。その上位素材にクロモリ鋼を使っ

たもう少しだけ軽いものもあったんです

が、僕の自転車は「ミヤタ」の5万円ぐ

らいのハイテンションの安いツーリング

車だったから、とても重かった。

そこに鉄のフロントキャリアとリアキャ

リアを付け、でかい帆布のフロントバッ

グとリアバッグを二つ。更にテントと寝

袋も積んでたし。

アルミのフレームなんかだと、走るのが

かなり楽だったろうし、バッグがナイロ

ンだと重量もまったく違っていたはず。

 

シャワーのような蝉の声。木陰のおかげ

で和らいだ日差し。ほっとしながらガイ

ドブックにあった渓谷に向かいます。

ここは、その昔阿蘇山の噴火によって噴

出した火砕流が、五ヶ瀬川に流れ出した

ためにできた柱状節理の渓谷です。貸し

ボートで楽しむのもいいんですが、上か

ら眺めるだけでも十分素晴らしい。真名

井の滝と木漏れ日が、高千穂峡の美しさ

をいっそう印象深くしている。

手漕ぎボートに乗っている観光客をしば

らく見ながら、

(一人で乗ったら、恥ずかしいな)なん

て思い、そそくさと出発。

 

 

約9km先にある神社、日本神話(古事記

日本書紀)に書かれている「天岩戸」

と呼ばれる洞窟を御神体としてお祀りし

ている「天岩戸神社」に到着しました。