yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

銀行の不動産情報(銀行の不動産情報①/⑫)

 

しばらくの間、ブログの趣旨から離れた

内容が多かったのですが、ここからまた

不動産フルコミ営業、銀行系不動産情報

の真実、不動産契約書の覚書・特約の書

き方なんかに戻りながら、好きなことも

伝えていきたいと思います。

特に個人営業の不動産業者さんは、契約

書や重要事項説明書の覚書・特約の書き

方が分からなかったり、調べられなかっ

たりすることがあるので、そこは期待に

答えられるようなものを出します。

 

また、まだ僕のフルコミ営業の本当の根

っこの部分はまったく書いていません。

これは、非常に微妙なバランスと情報の

上に成り立たせている営業方法で、同じ

やり方をしている人は、僕の知る限りで

はゼロです。

 

それでは不動産業者さんが知らない、あ

るいは銀行系不動産会社にいても、本店

や大店にいなければ分からない銀行の扱

う不動産情報と銀行系不動産会社の情報

について書いていきます。

 

 

銀行の不動産情報

 

銀行には不動産に関する情報が集中しま

す。非常に多くのものが。

しかもその情報は、目にする機会がない

ぐらい希少なものだったり、一般の不動

産業者さんが扱うことがないぐらい高額

のものであったりします。

JRさんの主要駅の駅前のビル、都心にあ

る数百坪の土地、商業施設を一括でとか

の情報がゴロゴロしています。

 

ここで一般の不動産業者さんは、そんな

情報がゴロゴロしてるなんて羨ましい、

自分だったら絶対仲介を成功させるのに

なんて思う。

そう思うのは、そういった不動産を取り

扱ったことがないからです。

そんな情報を目の前にしながら、仲介さ

せてもらう権利が無いことを知らないか

らかもしれません。

 

僕らの会社は、Mフィナンシャル・グル

ープでした。

3大都市銀行グループのひとつ。

当時はそこに、証券会社や法人専門の金

融会社、不動産会社(19社)なんかが

ぶら下がっていました。

不動産会社だけで19社ありますが、売

買仲介に関わっていたのは10社程度。

ただ、その10社のグループ内競争が激

しいんです。

 

 

どんなに凄い銀行情報があっても、売買

仲介の許可が降りなかったり、取り扱え

る会社や部署が決まっている情報のほう

が圧倒的に多いのが現実です。