ちょっと思い出したので。
病院が苦手です。
あまり好きではない。
いや、好きな人はいないかもしれない。
その中でも特に歯医者が好きではない。
子どものころの、いや～な気持ちがよみ
がえる。
ということで ２０１７年まで、約２０
年近く歯医者に行っていませんでした。
しかし、まったく歯に問題が無い訳では
なく・・・・・・いや、問題がたくさん
あったにもかかわらず、です。
２０１７年の夏、前歯の根元にいきな
り、５mmぐらいの丸い穴が開いてしま
いました。
いきなりの穴にしては大きすぎないか？
なにかにぶつけたり、固いものを噛んだ
覚えもない。
しかも根元にです。
もうできることは・・・・・歯医者では
なく、再石灰化。
そういう歯磨き粉を買ってきて、１日
１０回以上歯みがきをする。
半年たったら
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穴が大きくなっていました。
やはりそうか。そうきたか。
そこで次の作戦。
歯を１日１５回磨く。
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ますます穴が大きくなりました。
ならば、１日２０回磨く。
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そうしたら、その穴を中心に四分の一
ぐらいの大きさで、前歯が縦に割れて
しまいました。
かなりのショック！
どうした再石灰化！がんばれ！
意外と再石灰化のハードルは高いようで
す。
あるいは僕が、再石灰化体質ではなかっ
たのかもしれません。
とても残念です。
ついに家族にも気づかれ、２０１９年２
月に歯医者に行く決心をしました。
「明日は、２０年ぶりの歯医者だ」
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今日は日が悪い。
そしてまた延期。
更に延期。
ついに家族に怒られ、２０１９年４月
１０日に予約を入れた近くの歯医者へ。
歯医者さんに、
「こんなになるまでほっといて！」と
怒られたらどうしよう。
「手遅れです」と言われたらどうしよ
う。
「前歯は金歯になります」と言われた
ら、かなり困る。
なぜか獅子舞が頭に浮かぶ。
前の日は、なかなか眠れません。
そして、ついにその日が来ました。
予約時間ぴったりに行って、受付を済ま
せて診察のイスへ。
４０代ぐらいの男の歯医者さんです。
口の中を診ながら歯科助手さんに、
「C2」とか謎の暗号を伝えて、何かを
次々にチェック。
そのあとにレントゲンを撮りました。
センバ
「ずっと歯医者さんにきてなかったの
で、かなりひどいでしょう」
歯医者さん
「大丈夫ですよ」
あきらかに気遣われています。
歯医者さん
「どこから治療します？」
センバ
「目立つので、割れた前歯からお願いし
ます。これって金歯とか銀歯とかになる
んですかね？」
歯医者さん
「いや、今は前歯に使わないですね」
どうするんだろう？
すると先生が歯科助手さんに
「ボンド」
えっ！なに。
ボ、ボンドって何をどうするの？
