yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

プリンス、ファントムシリーズ(勝手に言ってみました②/②)

 

すごく良いラケットなのは間違いない

と思います。

「Tennis Classic」さんの編集部(広)イ

ンプレッション にもあるように、扱い

やすくよく飛ぶようになっているだろう

し、コンセプトと融合もいい感じです。

 

でも誰がこのラケットに興味を示すのだ

ろうかと思うと、やはり初期のプリグラ

を知っている50代以上。

プリグラを持ち、フィラやエレッセのテ

ニスウエアを着てチルデンセーターを肩

にかけ、ナイキのフォレストヒルズとか

アディダスのスタンスミスを履いていた

世代です。

 

彼らが必要としているラケットは、若い

時にガンガン打った物とは違っている。

今回のプリグラはとても良くなっている

んですが、ちょっと50代以上のシニア

に必要な物とはズレている。もっと足り

なくなったパワーを補ってくれないと、

買い替えるまでの動機づけにはなりにく

いんです。

また微妙に重い。305gあります。

 

勝手な結論として、100スクエアイン

チは重さ300g、107スクエアインチ

は重さ280gがいい。

フレームの厚みはテーパーシステム(グ

リップ上部からフレームカット部までか

けてだんだん厚みが増していく)のまま

で、17.5mm~21.5mmではなく、

19mm~23mmのほうが今のスピード

テニスに対応しやすい。やはりプリグラ

は厚さ19mmでないと。

バランスポイントは今のまま310mm

が使いやすい。デザインも秀逸なこのま

までいいけど、古い感じのするクロスバ

ーだけ無い方がすっきりするはず。

このぐらいの仕様にすると、このラケッ

トを本当に買おうとする層に響きそう。

 

ただ、もう販売してしまっているので、

そういった位置づけで、あと2機種のラ

ケットを展開したらどうでしょう。

 

それは、プロとクラシック。

それをファントムシリーズで。

 

プロは、プリグラと同じようなデザイン

で、フレームカラーは艶のある黒にゴー

ルドのロゴとライン。

ウエイトとバランスはグラファイトと同

じで、フレーム厚は20mm~24mm。

 

クラシックのフレームカラーは、シルバ

ーでライトグリーンのロゴとライン。

ウエイトはグラファイトより少し軽く、

フレーム22mm~26mm。バランスは

ややトップヘビーで、そこにDBシステム

を搭載。

 

 

グラファイトよりパワフルで、これなら

50代以上でもデザインを受け入れやす

く、実戦に使えるラケットになるはず。

出してくれないかな~~~期待します。