yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

熱と薬疹(昨日妻が急性白血病になりました② ・ ②/㊿)

 

僕が妻に送っていたメールや LINEには、

「頑張って」を使っていませんでした。

それは、プレッシャーになると思ってい

たからです。

 

「今日もひとつ前に進もう」

「小さく一歩ずつ」

「昨日よりも退院の日が近づいたね」

「みんなで待っているよ」

こんな感じの言葉が多かった。

 

それに対して子どもたちは、

「頑張れ」

「応援しているよ」なんかばっかり。

 

でもあるとき気がつきました。

おそらくこの子どもたちの言葉を、妻は

プレッシャーに感じたりネガティブに捉

えていない。そう、そのまま元気な気持

ちに変えているんです。

僕は資格や日本の問題点、そして心理学

の本をよく読みます。今回はそこに書い

てあったことに縛られていたのかもしれ

ない。家族であれば、信頼する相手であ

れば、「頑張れ」は問題ない。プレッシ

ャーに感じたり、ネガティブになったり

することもなく、素直に前向きに思いが

伝わるみたいです。

 

trust-work.jimdosite.com

 

薬疹、つまりアレルギーで、妻の体に赤

いポツポツした発疹が出てきました。

それが次の日には増えていき、全身に広

がっていく。かゆみは背中の一部ぐらい

ですが、見た目的に嫌だとまた落ち込ん

だり、気持ちが萎えていく。

他の病気でもそうなんでしょうが、いろ

んな症状が出たり、使う薬によって副反

応があったりする。特に薬は、使ってみ

るまでその人に合うかどうかが分かりま

せん。まったく何ともない人もいれば、

アナフィラキシーショック重篤な状態

になることもあるんです。

 

妻の薬疹は、最近使い始めた強い抗生物

質によるものでした。

実はこの数日前から微熱が出て、体調が

少し悪くなっていたんです。体調が悪く

なって熱が出たということは、何かに感

染しているということ。4人部屋とはい

え無菌室。そんな環境でも何かに感染し

てしまう。それは、白血球の数が通常の

1/6しか無いから。

 

 

最初の抗がん剤治療がうまくいく確率は

約50%でした。それが効かなかったか

ら白血球の数が増えないままです。常に

何かに感染する恐れがあるんです。