yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

年齢の数だけ不採用になる①/②

まずは大手不動産会社の正社員と、小さ

なフルコミッション会社10社に履歴書

を送付。


なんとなくですが、自分の経歴からする

と何とかなるかなと思っていました。

 

しかし全滅。

 

次に中堅不動産会社と町の不動産会社、

そしてフルコミッション会社に応募。

そして4社ほど面接。

 

そして全滅。

 

あれ? こんなはずじゃ・・・・・。


このとき49歳。

「そうか、これが年齢の数だけ落ちる

というやつか」

実際に経験すると、それまでやってき

たことが否定されたような気がして

くる。

本気でそこに就職しようと思っていな

くても。

 

そこで言われたのが、「なぜこの年齢

で、そんな大手を辞めたのですか」。

 

そうです。違和感をもたれていたん

です。

なにかやらかしたんじゃないか。

能力的に問題があるんじゃないか。

派閥争いにとかに敗れて居場所がなく

なったんじゃないか。

感情的になるなど問題があるんじゃ

ないか、などなど。

 


実際に退職した理由は、ブラックな

忙しさなのに、リーマンショックによっ

て給与が20%減らされたことがひとつ

のきっかけ。


そして大きな事は、不動産売買契約の

成果給に条件がついたこと。

これはきつかった。

なにしろ、契約金額に条件がつき、成果

給を得るのが難しくなってしまったこと

です。

それは、本店営業部社員だけ、契約金額

1億円~10億円の場合のみに成果給が

つくということに変わってしまったん

です。

「本店営業部の営業マンは、ハイレベル

の不動産情報を扱わなければならない」

というよく分からない理由からです。

つまり1億円以下の売買契約をしても、

契約数としてカウントされない。

そして一切成果給の対象にもならない。

 

更に、親会社である信託銀行との社内

ルールによって、10億円以上の売買

契約は信託銀行の成績に振替えられ、

自分の成績にならない。

結果、契約の業務は行わなければなら

ず、成果には全く反映されない。


契約するには契約の交渉や最後の詰め、

現場や重要事項説明書や契約の調査、

契約書類作成。

本店業務部の書類チェックとヒアリ

グや部長の最終確認もあり、時間が

かかります。

時間をかけ、すべてやっても何の成績

もつかない。成果給も無い。

 

その結果こうなってしまいました。