yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

タケノコご飯だから、お代わりしたかった(昨日妻が急性白血病になりました① ・ ⑮/㊿)

 

今までも聞いたことはあったんですが、

なんとなくぼんやり聞いていた病気の総

称である「血液の病気」。

今回は何度も聞くことになりました。

 

数日前のニュースでも、俳優の佐野史郎

さんが受けていたインタビューで「血液

の病気」を告白していました。

2021年12月に「多発性骨髄腫」と

いう病気の治療を終えて退院していた。

これは、白血球の中のリンパ球のうち、

B細胞から分化した形質細胞ががん化して

骨髄腫細胞になり、骨髄腫細胞が主に骨

髄で殖える病気。血液の病気です。

佐野さんは、長期の治療が必要になった

そうです。

 

trust-work.jimdosite.com

 

今回の治療で大きいなと思ったのは、放

射線治療がないこと。そして投与される

抗がん剤が、点滴ではなく皮下注射で済

んだこと。

強い治療ではないので、副作用が大きく

出ない可能性があります。

それでもこの皮下注射される薬のビダー

ザには、よく起こる副作用がある。それ

は骨髄障害です。薬が骨髄の造血細胞に

作用するため、血液が造られにくくなる

ことが多い。その代表的な症状として、

感染症による発熱・悪寒・ふるえ等

・貧血・疲れやすい・目まい・動悸等

・出血・紫斑・血が止まりにくい等

 

また気持ち悪くなることがあるので、経

口薬が処方されています。

 

こういったときに、いつから副作用が出

るものなのかは分かりません。人によっ

てはかなり差があるみたいなんです。

幸い、あまり進行していなかったため、

病室は個室ではなく4人部屋。13階の

窓側で、ビルの先にみなとみらいの沖に

架かるベイブリッジが見えます。

 

ただ、4人部屋です。仕切られていると

はいえ、他の患者さんの話し声が聞こえ

てきたりする。

「薬の副作用で気持ち悪い」

「ご飯が食べられない」

「目まいがする」

「疲れがひどい」

 

 

4月30日、二日めの治療が治療が終わ

りました。

副作用が出ていないかと心配して、何度

も LINEします。

すると返信に、

「タケノコご飯が美味しい。お代わりし

たかったよ」