yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

坊主にナリマシタ(昨日妻が急性白血病になりました② ・ ㊲/㊿)

 

早いもので、これが 400記事めです。

 

 

この病気は大変な病気です。

何も知らないと、もうダメなんじゃない

かと思ってしまう。実際に妻や僕、そし

て子供たちもそうで、告知をうけたとき

はひどく動揺してしまったし、治らない

と思ってしまいました。

でも病院で説明を受け、治療方法を聞く

うちに、ほんの少しだけですが、希望の

光みたいなのが見えてきた。

もしかして・・・・・という気持ち。

 

trust-work.jimdosite.como売斜線

 

今は治療法があります。それも確立され

たもの。治療に時間がかかるものの順番

からいうと、骨髄移植、末梢血幹細胞移

植、臍帯血移植です。

白血病の治療イメージからすると、やは

り骨髄移植なんだと思います。これは昔

から「骨髄バンクさん」のCMが効いてい

るのが大きい。テレビやラジオのコマー

シャルで、ドナーさんを募集しているた

めです。現在は、ここに登録されている

ドナーさんが 47万人もいる。そのため

にほとんどの患者さんに対して、数人の

ドナーさんと白血球の型が合うケースが

増えています。

 

ただ骨髄移植は、現実には大変さがある

ために、それよりも早く対応できるもの

を選ぶことも多いんです。

妻の移植手術は、1回目は臍帯血です。

でもうまくいかなかった。そして 2回目

の移植が、末梢血幹細胞です。量が違う

とはいえ、2回も抗がん剤投与と放射線

の照射をしています。そして自由が限ら

れている無菌室への長期入室。

だから体にも、精神的な部分にもどんど

ん負担が増えて、弱っていくのが目に見

えてくる。

 

この 2022年9月4日の日曜日に、起

き上がれなくなった妻。髪の毛やまつ毛

が抜けて視線がうつろになっている妻に

ちょっとでも変化を感じてもらいたいと

思い、決めた翌日の予定。

それが頭を坊主にすることです。

 

五霊神社と初坊主(右下)

 

 

この写真は少し髪がのびた状態ですが、

中学生のときからほとんど同じだった髪

型が変わった写真を LINEで送ると、珍し

くすぐ返信がありました。

 

「そんなことしなくていいのに」

「似合うよ・・・」