数日前に、浜田省吾さんのツアーチケッ
ト当選のメールがきました。11月11
日の横浜アリーナ初日の S席です。
僕は、浜田さんがデビューしたころから
のファンで 47年も聴き続けている。で
もライブツアーを観に行くのは初めてで
す。なぜなら、あまりに好きすぎて、レ
コードや CD 、DVD、写真集と雑誌記事
なんかで自分の中で完結してしまい、ラ
イブで本人を直接見るのが怖いという変
な感情になってしまっていたからです。
そんな気持ちが変わったのは、今年の 5
月のこと。期間と指定映画館限定で上映
された浜田さんの 35年前のライブ映画
「A PLACE IN THE SUN at 渚園」を観た
から。そこで気づいたのは、浜田さんが
いま 70歳だったということ。
これはもう観ておかないといけない。
浜田省吾さんのHPより
移植がうまくいってから、妻は元気にな
っていきました。病院の昼食も、ご飯を
1/5食べた。バナナを半分食べられた。お
かずも 1/3食べた、という連絡が来るよう
になりました。しかもその連絡の LINEは
自分で打ったもの。写真もときどき添付
されている。
面会したときに気づいたのですが、顔色
がいい。頬に赤みが戻ってきました。そ
してリハビリもなんとか頑張って、初日
はほとんど歩けなかったのが、二日めに
は、点滴スタンドに摑まりながら 20歩
だけですが歩くことができた。その次の
日には 40歩。
更に刺激になったものが、リハビリ室。
そこには、自分よりももっと大変な思い
をしている人たちが、必死にリハビリを
していました。だから自分も頑張らない
といけないと思ったようです。
10月初旬に次男と妻の面会に行ったと
き、閉まりかけたエレベーターの扉に、
あわてて駆け込んできた 50代の男性が
いました。後ろから病院の職員さんが
「ICUは 6階。6階!」と大きな声で呼び
かけてきた。
同乗したその男性は汗をかき、目に涙を
浮かべている。
( ICUって、大変だな。知らない人だけ
ど、無事であればいいな)と思った僕。
でも ICUは、幸せな場所でした。