yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

良い報告と一抹の不安(本日妻が亡くなりました㊲/㊿)

 

2023年6月19日、長女と上大岡の

TOHOシネマズさんで映画を観てきまし

た。少し前に公開された映画です。

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムー

ビー」

 

僕を気づかった長女が、有給休暇を取っ

てくれたんです。

映画は、マリオの世界観をしっかり踏ま

えていて、マリオブラザーズだけではな

く、マリオカートルイージマンション

なんかも織り交ぜたストーリーで描かれ

ていた。マリオに対するリスペクトがあ

ふれ躍動的、本当に楽しい映画でした。


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妻が、一生懸命にご飯を食べようとした

のには理由があります。

抗がん剤放射線治療をして食欲が無く

なったとしても、食べていけないわけで

はありません。食べたくなくなるだけ。

だから少しでも早く食事ができるように

なって、体を元に戻させたい。そのため

に僕は、何も食べようとしない妻に

「ご飯一口だけでもいいから食べよう」

「アイスやお菓子なら食べられる?」と

聞くようになっていました。

それが妻には、プレッシャーになってい

たのかもしれない。

 

特にこのころ、2022年9月中旬の妻

は、体調が悪いだけではなく、トイレの

感覚が鈍くなっていたのと、体力の落ち

方がひどく、スマホを持っていることや

数歩すら歩くのが難しくなってました。

だから妻は(家に帰りたい)という強い

思いとは裏腹に、(家に帰っても何もで

きないで寝ているだけかもしれない。何

の役にも立たなくなった自分が、家に帰

ってもいいのか)という、自分を責める

ネガティブ感情が強く交差していた。

「何もしなくていい。いるだけでいい」

何度そう話しても、申し訳なさそうにし

てうつ向いてしまう。

そういった感情から遠ざけるためにも、

妻が好きなお菓子や食事を勧めていたの

ですが、伝わっていないようでした。

 

 

2022年9月28日、妻の白血球と赤

血球の数値が戻りました。最低限必要な

数ではなく、健康な人と変わらないぐら

いの数まで。

やっと、やっと寛解した。

ただこの時あまり気にならなかったので

すが、血小板だけが少ないままでした。