2024年3月8日、キュンパスを使っ
した。日帰りのちょっとハードな旅行。
この日は未明から雪。横浜や東京は、フ
ワフワした柔らかくて大き目な雪が降っ
ていました。そんな中、朝4時45分に
家を出て始発の横須賀線に乗りました。
東京駅で弟と待ち合わせ、6時08分発
の上越新幹線 とき 301号に乗車。
東京から大宮までもかなりの雪。やっと
小降りになったのは、高崎あたりから。
新潟駅には 8時01分に着き、JR羽越本
線の秋田行き特急いなほ 1号に乗り換え
ましたが、自由席は満席。まったく座れ
る気配もないまま、9時07分に村上駅
に到着。
予報では曇りのち雨か雪だったのが、気
持ちのよい晴れ。東京とは真逆です。
駅前の観光案内所で「町屋の人形さま巡
り」が入った観光マップをもらい、最初
の目的地である「イヨボヤ会館」に向か
って、ほぼ平坦な道を朝の静かな町並み
を見て、楽しみながら歩きました。
「イヨボヤ会館」とは、日本で最初の鮭
の博物館です。まだ養殖とかの概念がな
い時代、今から二百十数年前の江戸時代
に、村上藩の青砥武平治さんが藩の大き
な収入源として、三面川で鮭を人工増殖
させました。
その歴史を映像や資料、当時使っていた
道具などを展示して教えてくれます。入
場料は大人 500円。
僕たちが一番印象に残ったのは、地下の
50mもの通路の先にある、三面川に面
した鮭観察自然館です。アクリル窓から
直接川底が望めます。澄んだ水の中を小
さな魚が泳いでる、なかなか無い光景。
イヨボヤとは村上の方言で、鮭のこと。
1871(明治 4年)年の廃藩置県のと
きには、村上県とされたほど力のある藩
で、それを支えたのが、鮭でした。
一度行く価値があります。
イヨボヤ会館を出たのが 10時55分。
少し早いですが、そばに行きたかったラ
ーメン屋さんがあり、11時オープンな
ので先にそっちに向かいます。
村上市でも人気のラーメン屋さんである
「小太喜屋」さん。あっさり醤油ラーメ
ンが美味しそうな 10席の小さなお店。
11時10分ごろ着いたら既に満席で、
3組ほどが待っている。券売機でチケッ
トを買い、15分ほど待ってカウンター
席に案内されました。
人柄のよさそうな店主さんが一人でやっ
ている。すごく忙しそうです。
7~8分待つと、注文したあっさり醤油
チャーシュー麺が出てきました。2種類
のチャーシューが乗せられていて見た目
から期待できる。
細かい味の表現はやめておきます。
ぜひ自分で確かめてください。
僕はこのラーメンを食べるために、年内
にもう一度この店に行くつもりです。