yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

モリタク大収穫祭・どうした?ニッポン放送

 

2021年9月6日から9月9日まで、

ラジオのニッポン放送の番組では、なん

と経済アナリスト・森永卓郎さんのウイ

ーク企画「コロナ禍を生き抜く知恵~モ

リタク大収穫祭」を「あなたとハッピー

」の時間に放送します。

 

月曜日から木曜日まで、レギュラーコメ

ンテーターに加え、毎日、森永卓郎さん

が登場します!

モリタクさんは、水曜レギュラー)

 

時間は、8時から11時30分の中の一

部ですが、だいぶ思い切った企画です。

 

さすがに、金曜日の春風亭一之輔さんの

日は避けました。

芸風が違うので、賢明な判断です。

増山さやかアナウンサー(ニッポン放送

・アナウンス室室長)にも荷が重い。

 

森永卓郎さんは日本の経済アナリスト、

エコノミスト、タレント、獨協大学経済

学部の教授です。

 

東京大学経済学部経済学科を卒業し、日

本専売公社に入社。半年間の研修終了後

に管理調整本部主計課資金係に配属され

て、その後、日本経済研究センター総合

計画局の研究員、JTの帰任等を経て、

「経済アナリスト」として放送メディア

に出演しています。

 

森永さんはオタクで、収集癖が強い。

消費者金融のポケットティッシュ、グリ

コのおまけ、空き缶、ボトルキャップ、

ライター、崎陽軒のシウマイの「ひょう

ちゃん」醤油入れ、だじゃれグッズへの

芸能人のサイン等数十種の物を収集し、

所沢にある「B宝館」で展示しています。

 

最近そこは、週末ぐらいしか開館してい

ませんが、本人がいることもあるため、

はまったファンが細々と訪れます。

 

テレビ出演も多いのですが、宿敵の竹中

平蔵さんに強く出ては返り討ちにされ、

最後は悲しそうな顔のアップで終わるの

はお約束な感じです。

しかしつい見てしまいます。

人を引き付ける、不思議な人です。

 

ただ、もしかしたらラジオが一番合って

いるのかもしれません。

「あなたとハッピー」では、垣花アナウ

ンサー(もとニッポン放送社員、現在は

ホリプロ所属)の捌きが上手いので、一

番生き生きして、思いっきり親父ギャグ

や空気を読まない発言を飛ばしてスベリ

まくっています。

 

「えりりーん」(ニッポン放送・東島衣

里アナウンサー)と叫んだり、「でへへ

へ」笑いなんかの気色悪さが特徴。

こんな人に任せていいのか?

 

それでも番組内での経済アナリストとし

ての発言は、少し社会主義的な感じもし

ますが面白い。

他者とは違う視点が多く、魅力的なもの

があります。

 

「年収300万円時代を生き抜く経済

学」は、森永さんの視点を表した代表的

な本。

 

でも、いいんだろうか。

何かやらかしてしまったような気がする

ぞ、ニッポン放送

 

水曜日の空気を読まないスベリ親父で、

4日間成り立つかどうか。

心配しながら、聴かずにいられません。

 

 

熊谷美帆アナウンサー(ニッポン放送

の対応も、気になります。

おじいさんが居た(湘南台の首つりの家⑩/⑪(不動産百話①))

 

こういう物件も、安いので気に入るお客

さんは必ずいます。

自分で住む人もいれば、粗利回り確保の

投資用で買う投資家さんもいます。

 

自分で住む人は、値段で割り切ります。

あるいは、こういうものが分かる、自分

で解決できる人です。

 

30年ぐらい前に、横浜の本牧にあった

火事で一家全員が亡くなった物件は、建

売業者さんが買って新築を建てました。

しかし建てた直後に、残っていた庭の木

で近所の人が首つり自殺。

どうしようもないと思っていたら、とん

でもなく値段を下げたところで、34歳

のお坊さんが買ってくれました。

「確かに木の所にまだいるけど、自分だ

ったら何とかできそうだ」とのこと。

 

やはり専門家?は違います。

こっちには全く分かりません。

 

また投資家さんは、あまり気にしない。

うまくリフォームして賃貸に出し、いず

れ売却する。

その時は、一度人が住んでいたので、事

故物件としての要素が薄まって、間違い

なく買ったときよりも高く売れます。

 

 

そして今回の物件ですが、何回も何回も

現地案内が入ってはダメ。

「やっぱり気味が悪い」って、最初から

分かっているだろう・・・。

 

ただ珍しいから見に来たお客さんなんか

にも対応しながら、いつ終わるんだろう

と思い始めたころ、20歳代後半の若い

夫婦が現地を見に来ました。

藤沢市にあるフランチャイズ系不動産会

社に、アパートを借りに来たとのこと。

 

対応した営業マンが、家賃より安い住宅

ローンが組めるかもしれないし、頭金も

無しで買えそうなので、購入も検討して

みたらどうですかと紹介してくれたよう

です。

 

まだ生後半年ぐらいの赤ちゃんを抱いて

いる元気な奥さんと、とても物静かなご

主人。

 

まずは外観を見て気に入ったようです。

なんとなく、いいご縁がありそうな感じ

がしました。

家の中を見はじめたときに、その奥さん

がご主人に赤ちゃんを急に渡しました。

 

「ちょっと抱っこしていて!」

家に入るなり、急いで階段を駆け上がっ

て行きました。

 

驚いているご主人と仲介業者さん。

 

1~2分で2階から戻って来ました。

そして奥さんが

「2階におじいさんが居たから急いで行

ったのに、どこかに行っちゃった。」

「もう戻って来ないみたい。でも、ここ

はいい家だから買おうよ!」

 

何が分かったんだ?

誰がいたんだ?

やっぱり居たのか?

 

 

若干の値段交渉はあったものの、売買契

約が進みました。

コロナ、保険料の見直し(新型コロナにかかったら⑭/⑭)

 

先日、ホテル療養が終わって自宅にいた

ところ、誰かが訪ねてきました。

出てみると、太陽生命さんの営業の女性

の方でした。

なんと、新型コロナウイルスに対応した

保険商品の案内をしているとのこと。

もうこっちはコロナにかかってしまった

ので断りましたが、

「入院重点プラン感染症プラス」という

保険商品だと、新型コロナウイルスが原

因で入院したときは、最高40万円が受

け取れるとのことです。

早く言ってよ~。

 

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アセトアミノフェン錠は入荷待ち。

 

最後に少しネガティブなことです。

コロナ療養が終わって仕事に復帰したと

きですが、ほとんどの人が心配や気遣い

をしてくれます。

ただ、中には必ずネガティブな感情や目

で見てくる人がいます。

おそらく自己防衛本能が強い人、何かを

恐れる感情が強い人です。

ほんの一部の人ですが、必ずいます。

 

そのために、いろいろなことを聞かれた

としても「ちょっと熱が出ました」ぐら

いで、軽く答えたほうがいいです。

詳しく話すと、面白おかしくそして大げ

さにされてしまうことがあります。

 

また、ネガティブで感情的な話にされて

しまうこともあります。

手洗い、うがいや不織布マスクも着けて

いて、どこにも出かけず、よけいなこと

は何もしていないにもかかわらずです。

 

少し残念ですが、それが現実です。

 

 

(追記)

第一生命保険は、グループ子会社の「第

一スマート少額短期保険」が、インター

ネット限定で販売している、新型コロナ

ウイルスに感染すると 10万円の保険

金が受け取れる「コロナminiサポ保険」

(少額短期保険タイプ)について、9月

1日から販売を一時的に休止すると発表

しました。

 

国内の感染状況に応じて保険料が変動す

る仕組みですが、感染者が想定以上に増

えてしまい保険料を大幅に値上げしなけ

ればならなくなって、商品が維持できな

くなると判断しました。

今後は、保険料などを見直して、再販売

する方針のようです。

 

このままだと他社さんの保険も、見直し

があるかもしれません。

気になる方は、担当の保険会社さんに確

認を!

 

 

(追記2)

7月5日に発熱。

そして8月4日に、区役所から手紙が届

きました。

なんだろうと思い開けてみると、

「医師の届け出に基づく通知書(就労制

限)について」 

横浜市保健所長からでした。

 

つまり、他の人に感染させる可能性があ

るので、療養期間が終わるまで仕事を休

めという通知です。

 

もうとっくに療養期間が終わって、仕事

に復帰しています。

 

 

忙しくて、通知が間に合っていない。

報道で見るより、もっともっと忙しくて

大変な状況だと、改めて思いました。

何が言いたいのか(湘南台の首つりの家⑨/⑪(不動産百話①))

 

玄関から階段の上を見ていると、近づく

足音が止まりました。

だけど今度は、奥の部屋に戻っていく足

音がする。

 

そして静かになりました。

 

でもだからといって、それが何だったの

確認には行きません。

 

何かがいたらどうするではないんです。

何もなくて1階に戻ろうとして、階段に

何かがいたら降りれなくなる。

1階にいたら戻れなくなる。

 

まだ明るい時間、15時前なのにどうし

てこうなる。

こういったのは、それなりの時間に起き

ることじゃないのか。

 

そう思っていたところに、少し早く仲介

業者さんがお客さんを車に乗せて到着し

ました。

挨拶と名刺交換をしてから、物件の説明

をします。

お客さんはかなり真剣に見ています。

 

2階も見たいということなので、どうぞ

上がってくださいと促し、僕は1階で待

機しています。

何かあるかなと思っていましたが、数分

経って仲介業者さんとお客さんが、2階

から降りてきました。

何事もなく・・・・・。

 

その日はそれで終わったのですが、2階

の雨戸と窓はそのままにして、1階の窓

を閉めて玄関と勝手口を施錠してから、

雨戸は外に出てから外側から閉めます。

 

その後もほぼ毎日のように案内が入るの

で、同じように準備をする。

 

だけど、毎回2階を歩く音や飛び跳ねる

音、更に咳払いなんかが聞こえる。

何か伝えたいことがあるのかもしれない

と思うこともありますが、こっちには用

事がない。

別に話す必要性もない。

 

何か用事があるのなら、メモでも残して

おいてもらったほうがいい。

それもそんなに積極的にしてほしいこと

ではないけれども、昼間から毎回アピー

ルしてくるのよりはまだいい。

そんなことがもう、約1ヶ月半も続いて

いて、その度に気が気ではありません。

 

とにかく何が言いたいのかが、まったく

分かりません。

 

ここで不動産契約のポイントを一つ。

このような事件・事故のあった心理的

疵物件は、当然告知義務があります。

重要事項説明書、契約書に詳しく記載し

なければならないと宅地建物取引業法

決められています。

 

でも、誰もいない2階から聞こえる歩く

音や飛び跳ねる音、咳払い、懐中電灯が

いいタイミングで転がってくることなん

かは告知義務はありません。

 

これらはおそらく、心霊現象。

 

 

心霊現象は公に認められていないために

告知義務は無く、現場でも告知されるこ

とはありません。

 

 

 

 

2階から呼んでいる(湘南台の首つりの家⑧/⑪(不動産百話①))

 

現地の案内が入りました。

 

この時に決めていたことは、次のことを

断ること。

・これからすぐ現地を見たい

・夕方や夜の現地案内

 

すぐは行きたくないし、夜は絶対行かな

いに決まっている。

 

だいたい12時から15時の間にだけ、

現地の案内を受けることにしました。

 

この日は初めての案内。

13時の現地待ち合わせです。

 

12時30分に現地に到着して、建物の

勝手口の鍵を開錠。

そして閉めてある、1階の窓と雨戸だけ

を開けておきます。

 

この家は、湘南台のバス便の分譲地。

南6m道路。角から2軒め。

道路の南側には 10m幅ぐらいの、整

備された川が流れています。

 

家の間取りは、建物に向かって左側が玄

関。右側に駐車スペース。

玄関を入るとすぐ左側に2階に上がる階

段。その右側が廊下。

廊下のつきあたりが浴室。階段下がトイ

レです。

 

玄関の右側が8畳の和室。続いて10畳

リビングルーム

その奥が5畳のキッチン。

 

2階に上がると、5畳の板の間。

続いて10畳と8畳の和室です。

 

この2階の奥の、8畳の和室の和ダンス

の中にあの手紙がありました。

なんとなく、この部屋だけ雰囲気が違っ

ている。

 

あとで弁護士さんと話したときも、

「2階の奥の部屋だけ変な感じだった」

と言われました。

僕も同じ、そう思いました。

 

だから案内の時も、1階しか窓と雨戸を

開けない。

2階を見たいと言われて、初めて仲介業

者さんやお客さんと一緒に上がる。

 

でもこれが正解でした。

 

その日、1回目の案内が終わって、続け

て2回目の案内が15時に入ったため、

現地で待機していました。

 

少し暑かったので、直射日光を避けるた

めに1階のリビングで、置いてあるカメ

ラを眺めていたときです。

 

2階を誰かが歩くような音がしました。

 

気のせいかなと思っていると、もう一度

ミシミシと畳を歩くような音がする。

 

嘘だろうと思いながら、外に出るために

玄関に行って靴を履いていると、

トーン、トーンと飛び跳ねる音がする。

 

もう気のせいではない。

 

そして歩く音が、2階の奥の部屋から隣

の部屋、板の間へと階段の手前まで近づ

いてきました。

 

 

誰もいない部屋から、誰かが階段を下り

てくる・・・・・。

 

心理的瑕疵って書いてるだろ(湘南台の首つりの家⑦/⑪(不動産百話①))

 

部下も二人いましたが、基本的に携帯で

連絡を取るか、必要な書類があればメー

ルに添付して送っています。

実際に打ち合わせたいことが出た場合だ

け、渋谷のファミレスで会議をやる。

 

そんな少し不思議な営業形態でしたが、

この物件に関してはかなり慎重にかかっ

ています。

 

通常であれば、4000万円の評価なの

に「心理的瑕疵」があるため、評価を約

6掛けにしてある。

そこに指値が入ることを加味して、売り

出し価額2580万円。

 

間違いなく問い合わせの嵐がきます。

 

物件をレインズ登録してから、始まりま

した。

問い合わせの嵐が。

 

朝8時台から、携帯に問い合わせの電話

が入り始める。

10時過ぎから夕方まで、ひっきりなし

に問い合わせの電話が続く。

 

多いときだと、1日150件。

少なくても70~80件。

 

ずっと携帯が鳴りっぱなし。

しょうがない。

 

こういう事件・事故物件は、通常それを

専門に買い取っている業者さんや、不動

産会社を立ち上げたばかりで、良質物件

仕入れができない不動産業者さんが、

利益確保のために買い取りをします。

そのために普通は、物件をレインズ公開

せずに、内々で売買を終わらせる。

 

ただ今回は、建物内で亡くなった訳では

ないため、裁判所や弁護士さんも一定の

売却額になることを期待している。

査定書にもその旨を書いておいたので、

通常の6掛けにしてあります。

そのため物件公開しなければ、ちょっと

売りづらい。

 

だから、問い合わせへの対応が大変にな

ります。

 

問い合わせはしょうがないとして、その

内容が悪いものがある。

「なんでこの物件は安いんですか?」

「この物件はなんかあるんですか?」

心理的瑕疵の意味を教えてください」

 

心理的瑕疵って書いてあるだろう。

心理的瑕疵って意味ぐらい何で分らない

んだ。

面倒くさいけど、いちいち説明します。

 

でもそれも続くと対応してられない。

1日150件の問い合わせに、全部答え

てなんかいられない。

 

そして問い合わせをすれば、業者さんは

当然に物件をお客さんに紹介する。

すると現地の案内が入る。

 

 

そう、その都度あの家の鍵を開け、見て

もらう準備をしに行かなければ・・・。

コロナ、自宅療養で保険金(新型コロナにかかったら⑬/⑭)

 

新型コロナウイルスPCR検査は、発熱

なんかの症状があって、医師の診察で必

要と判断された場合は、保険の適用検査

になります。

 

実際僕は発熱してから、近所の内科に行

って「発熱外来」としてPCR検査をして

もらいました。

通常の診療時間が終わってから、熱が出

ている人だけ数人が検査を受けました。

 

鼻の奥に、見たこともないような長さの

綿棒みたいのを「そこまでやっちゃいか

ん」というぐらい中に入れてきて、グリ

グリされました。

もうここでギブアップな感じです。

 

費用は、初診料と処方箋料なんかを入れ

て 2260円でした。

おそらく、そのお医者さんの判断で、保

険適用の検査になったんだと思います。

 

他の病院で、一般的にPCR検査をしたと

きの値段を電話で聞きましたが、なんと

3万円とのこと。

それは無理だろう。高すぎる。

東京や新橋で安い検査もできるのに。

 

こんな感じで一般的な検査と、保険適用

の検査とでは値段がまったく違います。

また、保険適用でも、無料になるわけで

はありません。

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処方されたカロナール錠剤。解熱剤です。

 

 

現在は、新型コロナウイルス感染症が増

え続けたことによって、本来は入院が必

要なのにもかかわらず、医療機関の事情

で、宿泊施設や自宅なんかで療養せざる

をえない場合が多くなっています。

その場合は、管理してくれた医師等が証

明した期間については、保険会社が入院

の費用支払いの対象としているケースが

あります。

ホテルや自宅で療養しても、保険金が出

るんです。

意外と気づきにくい、宿泊施設や自宅で

の保険金の給付です。

 

尚、療養証明書が必要になることがあり

ますが、今は申請してから発行されるま

で、約3週間もかかります。

早めの申請を。

 

保険金額は1日 5000円から1万円

ぐらいのことが多いかもしれませんが、

せっかくですから契約している保険会社

さんに相談したほうがいいと思います。

 

また、万が一亡くなってしまった場合、

死亡保険の対象になります。保険会社さ

んに確認してください。

 

 

まだ新型コロナウイルスに感染していな

い人は、各保険会社さんから感染した場

合に対応する保険も出ているので、ぜひ

検討してください。

 

 

 

49日を過ぎてますけど(湘南台の首つりの家⑥/⑪(不動産百話①))

 

何故、感情移入がよくないかと言えば、

呼んでしまうことがあると言われている

からです。

 

何をって、それです。

そう、亡くなった本人です。

 

この時点では、本人が亡くなってからも

う1年近く経っています。

いわゆる 49日をとっくに過ぎていま

す。

 

49日とは、仏教用語

亡くなった日、命日から数えて49日目

の追善法要のことを言います。

亡くなった人が極楽浄土へ行けるかの最

終判決の日が、49日目だからです。

 

つまり、その判決が下って、本人はもう

この世にはいないはずなんです。

 

僕も、いつもはそんなことは、まったく

気にしません。

でも、大の大人が4人もいたのに、隣の

部屋から敷居を乗り越えて転がってきた

懐中電灯。

あのタイミングで、です。

これは、いま起こった現実。

なにか起きてもおかしくなさそうな感じ

がしてきます。

 

このとき僕は、目黒にある小さな芸能事

務所の不動産部門を、部門ごと借りて不

動産の営業をしていました。

渋谷で起業した自分の「不動産専門ファ

イナンシャルプランニング事務所」とは

別な営業もしていたんです。

 

この芸能事務所は、一人社長の事務所で

すが、昭和62年ごろに始まったバブル

景気のときに、不動産が儲かると思い不

動産部門を作ってしまった。

でも不動産営業のやり方が分からず、そ

のまま不動産の免許を更新し続けている

という不思議な会社です。

25年間も経って、営業実態がない。

それを丸ごと借りました。

 

この物件の図面を作成してレインズ(東

日本不動産流通機構(不動産業者専用の

流通情報))登録をします。

その会社名で物件情報登録をしますが、

図面の電話番号は、自分の業務用携帯電

話の番号にしています。

 

なぜならその芸能事務所には、普段は誰

もいません。契約しているタレントも来

ないんです。

 

僕も基本出社することはありません。

10年以上前なんですが、すでに業務の

効率化を考えて、ほぼ在宅ワークができ

るようにしていたんです。

 

また別な理由として、こういった物件は

問い合わせが異常に多い。

なぜなら間違いなく、表面上は安いから

です。

 

事務所の電話番号にすると、まったく問

い合わせに対応できない。

また、基本的に誰もいないので、留守電

がパンクします。

 

 

自分の業務用携帯電話の番号にするしか

ありません。

コロナの後遺症(新型コロナにかかったら⑫/⑭)

 

貸してもらったパルスオキシメーター

は、療養終了の後も4日間計って下さい

とのこと。

4日の夜まで計ったあと、5日めの午前

に返信用のレターパックで送りました。

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パルスオキシメーターが不足しています。

早く次の人に届くように。

 

発熱からホテル療養が終わるまで、2週

間近くかかったため、体力が戻るまで、

療養終了後1週間程度かかりました。

 

 

最後に、ホテルで出されたお弁当の画像

を貼り付けます。

 

ホテル療養できて、お弁当があり、スタ

ッフさんの1日2度の安否確認、常駐看

護師さんの1日2回の電話問診。

 

本当にありがたかったです。

 

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ホテル、お弁当、お茶、水、薬は無料です。

自宅療養では、サトウのご飯やカップ麺のセット。

 

食べられないことが多かった。

ご飯だけお茶漬けにしたり、食べられる

おかずだけ食べたこともありました。

 

これらの写真は全部の写真ではありませ

んが、何度か同じものが出ています。

 

でもいただけるだけでも、いいほうだっ

たんですね。

 

ただ、近くの療養ホテルでは、2~4種

類の中からお弁当が選べました。

崎陽軒シウマイ弁当やチャーハン弁当

が出て、美味しそうでした。

ホテルによって違うみたいです。

 

今まで僕は、自分にはコロナの後遺症が

ないと思っていました。

しかし今日まで、二つだけ以前と違って

いることを感じています。

 

一つは味覚障害です。

味覚が無くなった訳ではなく、鋭くなっ

ってしまった。

塩味と酸味だけ、いままで以上に強く感

じてしまうようになりました。

普通の料理が、しょっぱかったり酢っぱ

かったりして、食べるのがつらい。

甘味や苦み、うまみなんかは変わってい

ません。

この二つの味だけです。

治る感じがしません。

 

そしてもう一つは、体感温度です。

気温が、35°の猛暑日でも、さほど暑く

感じない。

家族に言わせると、蒸し暑い風が吹いて

いるそうです。

だけどそれが、秋のような爽やかな風に

感じてしまう。

身体で感じる温度が、ずれてしまってい

ます。

もともと暑がりなんですが、それが無く

なってしまいました。

でもちゃんと大汗をかいているので、そ

こは大丈夫みたいです。

感覚だけ戻りません。不気味です。

 

他には、体重が4kg減りました。5日半

食べてなかったら、やっぱり減る・・。

 

 

いま療養中の方へ。

あなたも早く完治しますように。

 

 

 

 

僕たちへの手紙でした(湘南台の首つりの家⑤/⑪(不動産百話①))

 

その手紙には、90歳代の母親が亡くな

った事への悲しみが書いてありました。

 

そして続けて、最愛の奥さんが病気で亡

くなったこと。

その悲しみに自分は耐えられない。

ずっと続けてきた趣味の野鳥のカメラ撮

影も、情熱を失いつつあると。

 

家の中には、望遠レンズで撮ったと思わ

れる綺麗な野鳥の写真が、たくさん飾っ

てありました。

 

更に自分にも、おそらく治らないであろ

う病気が見つかったということ。

そして親族とは絶縁しているため、誰も

頼れる人がいないことなんかが書いてあ

りました。

 

「もう生きている意味がない」という絶

望が綴られている手紙。

誰に宛てたか分からない手紙。

でも、最後は「宜しくお願いします」と

いう言葉で終わっている。

 

3人で回し読みして、これは僕たちへの

手紙ではないかと思いました。

最後に資産処分に当たる、その時点では

本人には分からない誰かに向けた、託す

ような手紙です。

 

僕たちにできることは、この不動産を次

の人に引き継ぐこと。

お金に換えて、それを国庫に納めること

がその役目です。

速やかに進めたい。それだけです。

 

特にお金や株券なんかがが無かったため

に、そのことを資産台帳に記入して確認

を終わります。

 

外の駐車場に、トヨタのマークⅡが停め

てあったのですが、車の買取り業者さん

に確認したところ、価値はゼロとの事。

 

弁護士さん達が先に帰り、戸締りや雨戸

・窓を閉めるのは僕の仕事です。

 

さっきの件もあるので、雨戸はほんの少

し開けておいて、中に光が入るようにし

ておきます。

また2階の雨戸は、お隣の家の方に向い

ていないものを開けたままにして、光が

入るようにしておきます。

 

お隣の家の方を向いている雨戸を開けて

おくと苦情が入ることが多いからです。

 

夜なんかにお隣の雨戸が開いていて、ガ

ラス越しに中が見える。

事情を知っているだけに、それは気持ち

のいいもんじゃない。

そのうちに「夜中に誰かいた」なんて変

な噂が立ったりすると、ますます家が売

りにくくなります。

 

手紙のことを思い出すと少し残念な思い

を持ってしまいます。

でも速やかに進めたいという強い気持ち

が沸いてきました。

 

なんとかしてあげたい。

 

 

でも実は、この感情移入なんかは、あま

りよくないことなんです。

えっ!一人で行くの?(湘南台の首つりの家④/⑪(不動産百話①))

 

取り合えず全員が、なぜか足早に勝手口

から外に出ます。

 

そして誰も何も言わない。

数分の沈黙・・・。

 

そこでK弁護士さんが、

「センバさんはこの物件の担当なんだか

ら、悪いけど雨戸と窓とか開けてきて。

今のままだと足元も見えなくて、危ない

からね」

 

(ちょっと待て。どの口が言ったんだ、

この言葉)と心の中では思ったんです

が、そこは元気に「いいですよ」と答え

る。

 

K弁護士さんは、まったく来る気がない。

 

鍵屋さんに目をやると、

「私は次の仕事があるので、お代をいた

だいて、もう出たいのですが」。

じゃあ、なんでさっきついて来たんだ。

 

20歳代の女性弁護士さんに目を移す

と、「こっちを見ないで」って豹変。

 

いやいや、そこまで言うか?

 

K弁護士さんが、

「ちょうど懐中電灯も手に入ったし、こ

れを使ってよ」と、あの懐中電灯を手渡

してくる。

(これを使うの?だってこれだよ)と思

いながら、そんな素振りを見せずに一人

で、もう一度建物に入って行きます。

 

しょうがないから、この懐中電灯を使っ

て中を照らしながら進みます。

 

小さな声で、

「誰かさん。もう君が親切なのはよく分

かった。でもね、これ以上の親切はいら

ないからね」と言いながら。

 

懐中電灯の光の先に、なにか見てはいけ

ないものが見えたりしないように、ずっ

と祈りながら進みます。

 

そして何も見ることもなく、1階の部屋

の窓と雨戸を全部開けてから、弁護士さ

んを呼びます。

 

K弁護士さんは、

「築25年と古いけど、なかなかしっか

りしたいい家だね。建物は使えそうだか

ら、現況売買になるかな」となぜか建物

を褒めます。

 

その後、2階の窓と雨戸も開けて、残置

物の確認を3人で行います。

現金や貴重品が残っていないかの確認。

そういったものがあった場合は、資産と

して裁判所に届けなければいけないから

です。

 

そういった物はありませんでしたが、お

そらく趣味であった高級そうなカメラが

何台もあり、レンズも10本以上ありま

した。

 

また、家具や家電もそのままですが、お

金に換算するのが大変なため、不動産に

付帯したものとして、買主さんに処分し

てもらうことを条件にして販売すること

にしました。

 

 

すると、タンスの引き出しを確認してい

たK弁護士さんが、手紙を見つけました。

 

灯りをどうぞって、誰?(湘南台の首つりの家③/⑪(不動産百話①))

 

それらを報告書にまとめてから、建物の

中を確認したかったですが、鍵が無い。

 

弁護士さんに、鍵が無く建物に入れない

ことを連絡します。

3日後の14時に、弁護士さんが鍵屋さ

んを連れて来るとのこと。

 

3日後に再度現地に来ることにして、そ

の日は引き上げることにしました。

 

そして3日後の14時、K弁護士さんと

弁護士になったばかりの20歳代の女性

が来ました。

K弁護士さんは、K大学で「法律学」の非

常勤講師もされています。

40歳代後半のベテランで、新人弁護士

さんの実地研修を行うことも多い。

毎年誰かしらの研修を行っています。

そのため春先には、必ず新人弁護士さん

と一緒に行動しています。

 

少し遅れて鍵屋さんが来ました。

 

鍵屋さんが建物全体を見たところ、裏の

勝手口の方が安く済むとのこと。

早速、勝手口の鍵を外し、新しいものに

交換します。

その時間は数分。

5分もかかりませんでした。

 

建物の中を確認するために、4人で中に

入ります。

後で考えてみて謎だったのが、鍵屋さん

も一緒に建物の中に入ってきたこと。

普通鍵屋さんは、自分の仕事が終わった

らその場でお金をもらって業務終了、帰

ります。

 

勝手口ということは、台所の横にあるこ

とが多い。

少しだけ雨戸がずれていたので、その明

かりを頼りに建物の中に4人で入って行

きます。

 

しかし、リビングらしきところは真っ暗

で何も見えません。

その先にあるらしい部屋の雨戸がピッチ

リ閉まっている。

そのために昼間なのに、本当に真っ暗で

何も分からない。

 

K弁護士さんが

「センバさん、懐中電灯とか持ってきて

いないの?」と聞いてきます。

 

「申し訳ない、持ってきてないです。本

当に何も見えないですね」と僕。

 

その瞬間でした。

・・・・・・・・・コトン。

何かが落ちた音がしました。

 

多分全員が気づいたはずです。

でも何かが落ちただけなので、ちょっと

驚いたぐらいでした。

 

しかしその何かが落ちた方角から、何か

が転がってくる音がする。

 

コロコロコロコロ・・・・・。

コトン。

コロコロコロコロ・・・・・。

何かに当たって、でもそれを乗り越えて

転がって、間違いなく近づいてくる。

 

そしてK弁護士さんが「痛てっ!」。

 

その瞬間、灯りが点きました。

転がってきた懐中電灯の灯りです。

・・・・・・・おそらく隣の部屋から。

 

何故か「灯りが無い」と言った瞬間に、

隣の部屋から転がってきた懐中電灯。

そしてK弁護士さんの足に当たって、スイ

ッチが入った。

 

誰だ、この親切君は。

偶然じゃないだろう、これは。

 

こんな時は誰も声を出さないもんです。

 

 

K弁護士さんが「取り合えず一回みんな外

に出てみようか」と言うまでは。

 

湘南台の首つりの家(湘南台の首つりの家②/⑪(不動産百話①))

 

そんなにたくさんの事故物件を扱いなが

ら、何事も起こらない。

 

だから心霊現象なんかがあるはずはない

と思っていました。

事件や事故があった場所は、気持ち悪さ

があるため、そう感じやすくなってしま

うと思っていた。

 

ただ、二つの話は、もうかなり前のこと

なのと、現実にそういったことがあって

も、最後になにか呪われたとか、不幸な

出来事が続けて起こったなんてことはな

く、その場だけで「なんなんだよ!」と

いうことで終わっています。

 

怖い話であっても、リアルにはそういっ

たことで二つとも終わっています。

ドラマや怪談話とは、そこが大きく違っ

ている。

特に悲惨な結末が待っている訳ではない

んです。

 

一つは約25年前の話。

もう一つは、約10年前の話です。

 

順番が前後しますが、もっとも嫌だった

約10年前の話から書いていきたいと思

います。

 

 

 

湘南台の首つりの家

 

その売買の話は、懇意にしているK弁護

士さんからの依頼でした。

神奈川県藤沢市湘南台にある、古い一戸

建の話です。

 

本人が自殺して、身内が相続を放棄した

ため、売買代金は国庫に入る。

横浜地方裁判所から、弁護士会経由で順

番にまわってきた案件です。

 

70歳代の男性が、自宅近くで首つり自

殺を行ったとのこと。

 

物件調査と査定依頼。

 

もう僕は独立して、個人事務所で案件を

受けていたので、取り合えず一人で現地

確認に向かいました。

もちろん昼の明るい時間です。

 

ドラマのように、わざわざ暗くなってか

ら行くようなことはしません。

 

個人事務所になってから最初に受託した

事故物件。

そのせいか、今までにない「なにか」の

予感がして、初めて気が進まないという

気持ちになりました。

 

現地に行って目の前の川を見ると、橋の

たもとに花が置いてある。

もしかしてと、ご近所にヒアリングをか

けます。

 

思ったとおり、そこで首を吊っていたと

のこと。

複数の家で確認を取りました。

 

そこで言われたのが、

「早く建物を壊すか、売買してほしい」

ということ。

どうしてもその人を思い出してしまうの

と、空き家があると、それだけで怖い感

じがしてしまうとのこと。

ご近所の方の正直な気持ちです。

 

その後藤沢北警察署の刑事課に行って、

事件のことをヒアリング。

当然、教えてくれません。

 

ただこちらは、家の中で亡くなったの

か、それとも外で亡くなったのかの確認

が取りたい。

なぜなら不動産の評価が変わってくるか

らです。

 

裁判所に出す査定書の価額が変わってし

まいます。

 

担当の刑事さんから

「そんなこと教えられる訳ないだろう」

と強く言われたのですが、30分ほど粘

って、やっと次の言葉をもらいました。

 

 

家の中ではなかったんじゃないかな。

 

不動産の微妙に怖い話(湘南台の首つりの家①/⑪(不動産百話①))

 

不動産営業に関わって 35年め。

 

ときどきお客さんに聞かれるのが、事故

物件って本当にあるんですか?

安いんですか?

やっぱり何か出たりするんですか?

 

結論から言うと、当然事故物件というの

は必ずあります。

建物の中で自殺したり、殺害されたり、

病死してから発見が遅れてひどい状態に

なっていたり。

絶対にあります。

 

でもそこから何か出る、というのは基本

的にはありません。

 

いままで僕は不動産売買を 1000件

以上成立させています。

査定件数は 4000件以上。

売りに出ている不動産の下見だけでも、

数万件です。

 

また、銀行系不動産会社はそういった物

件を扱うことが多いんです。

なぜなら、不動産を購入するときには、

だいたいが住宅ローンを組んで、保証会

社と契約します。

 

自殺、殺害、病死の場合は、保証会社か

らローンの残った金額が支払われる。

そしてその手続きの過程で、売却を依頼

されるケースが多いんです。

 

だからそういった物件を調査しに行った

り、売りに出したりすることが、他の不

動産会社に比べて圧倒的に多い。

しかも僕は、わりとそういった物件をス

ムーズに売買したことが多かったため、

そのうち何かあれば「センバさんへ」と

いうことになってしまった。

 

こちらは苦手意識もないし、営業数字が

確実に見込めるため、どんどんそんな物

件の扱いが増えてきました。

 

たださすがに、一人で初めての現場に行

くのは気持ちのいいもんじゃない。

部下と一緒に行くこともありました。

 

そんなに数を扱っていると、やはり何か

出るとかがないのが分かってくる。

これだけ扱っても何も起こらない。

 

ひとつの事例として、神奈川県逗子市の

小坪トンネルの幽霊事件があります。

このトンネルの北側にある「鎌倉逗子ハ

イランド」という旧分譲地と南側にある

「亀ヶ岡団地」という旧分譲地を分譲し

た会社にいたため、しょっちゅうこのト

ンネルを通る。

 

夏になると必ずこのトンネルで、車に血

の手形がついていたとか、女の幽霊が追

いかけてきたとかという話しが出ます。

 

本やテレビ、ネットなんかでも必ず出て

くる。

しかし夜中に通っても、僕は一度も見た

ことがありません。

たしかにトンネル内のオレンジのライト

は、不気味な感じがしますが、それだけ

です。

 

でもここで決定的なのは、地元に住む人

でそんな経験をした人が一人もいないと

いうこと。

誰も見ていないし、経験もしていない。

 

どうやら他から噂を聞いて、見たいと思

って来た人にしか見えないようです。

 

つまり、そんなものは無いんです。

 

 

僕もそう思っていました。

あの二つの案件に出会うまでは・・・。

 

コロナ完治あと(新型コロナにかかったら⑪/⑭)

 

新型コロナウイルスは、思ったよりもキ

ツイ感じでした。

インフルエンザなんかの何倍もキツイ。

 

かかっているとき、熱や咳があって酸素

飽和度が下がらないときは、本当にどう

なってしまうんだろうと心配や不安ばか

りが頭をよぎりました。

 

ホテル療養が早目に決まったため、そん

なに気にしていなかったのですが、後で

聞いたところ、ホテル療養を希望しても

入れなかった人や、自宅療養中なのに安

否確認やお弁当が届かない人が増えてき

ているようです。

 

ずっと熱や咳が止まらず、パルスオキシ

メーターも届かず、自分の酸素飽和度も

分からない。

療養終了期間になって、初めて保健所と

連絡が取れた人もいるみたいです。

 

うちも息子のホテル療養をお願いしたと

きは、いっぱいなので難しいと言われて

います。

ホテル療養が決まったのは、お願いして

から2日後でした。

 

時間がかかるもんだなと思っていたので

すが、そうではなかったみたいです。

 

午後かかってきた保健所からの電話に、

「ホテル療養が決まりました、ありがと

うございます」と伝えたら、

「えっ、なんで?」とのこと。

 

実際は、ホテル療養はなかなか決まるこ

がないので、不思議に思ったとのこと。

逆に現況を聞かれました。

 

そして保健所の担当者が

「あーなるほどね」と納得したのは次の

理由です。(一度書いています)

 

①その時点で僕もコロナの陽性反応が出

ていたため、家庭内感染が広がっている

可能性が高い。

②娘以外は、まだワクチン接種ができて

いない。(一度だけ接種済み)

③家族に保育士がいる。

 

うちは5人家族です。

長男だけ、会社の近くに一人で住んでい

ますが、4人は横浜のマンションに一緒

に住んでいます。

 

今回コロナにかかったのは次男、僕、妻

の順です。

娘だけ大丈夫でした。

おそらく、1回だけですが接種したワク

チンのおかげです。

やはりワクチンは打ったほうがいい。

 

ちなみに次男は、コロナで発熱してから

嗅覚と味覚が無くなりました。

しかしこれは関係あるかどうか分かりま

せんが、ホテル療養終了後から「亜鉛

タブレットを取り始めて3日め、嗅覚と

味覚が戻り始めました。

今では、かなり嗅覚と味覚が戻ってきて

います。

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コロナにかかると、体から亜鉛が足りな

くなるそうです。

嗅覚や味覚が無くなる原因のようです。

もし、同じような人がいたら、ぜひ試し

てください。

 

 

少しは改善されるかもしれません。